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恋愛と行動経済①

恋愛こそ実に不合理

「恋は盲目である」
名言ですね。
恋愛診断では無いですが…
今回は「恋愛と行動経済」について、
記事を書いてみたいと思います。
50過ぎのおっさんが書いてもトキメキませんが…
少しお付き合いください(笑)
極端ですが…
恋をすると相手の事しか見えなくなり、
生活に支障をきたす…や、
周りに迷惑をかけた経験は無いでしょうか?
盲目的な恋愛は失敗してしまうことが多い!
と良く言われています。
こういう時は、
一旦冷静になって客観視する事が必要です。
本人は良く分かっていない可能性が高いですが…
盲目的な恋に陥ってしまいがちな人の特徴があるそうです。
見ていきましょう

①世話好き

「人のために何かをすると、
その相手を好きになる可能性が高い」
こんな面白いデータがあるそうです。
これ実は…
援助と好意の関係の心理学だそうです。
面白いですよね…
これを一番に持って来た理由が、
私も世話好きだからです。
かと言って「何かをしてあげたから好きになる」
と言うのはまんざら嘘でもないかもしれません。
これは変な意味ではなく、
嫌いな人間に何かをしたいと思えないからです。
人間は何かしらの負担を背負うことによって、
その分を取り返そうという心理が働くそうです。
これって…ギャンブルですよね!
勝手に自分の時間投資をして、
その時間投資分を取り返す!
と言うのは少し勝手な気がしますが…
盲目に陥りやすい人は得てしてそうなのかもしれません。
損失回避性にも繋がっていますね。

②人の話を聞かない

盲目的な恋をしている人は、
家族や仲間や友人が親身になって話をしても、
雑音でしかありません。
また…言われれば言われるほど、
燃えてくる場合もありますので困ったものです。
何となく「ウンウン」と思っている方もいる事でしょう。
とある心理学者が面白い心理分析をしています。
その名は「ロミオ・ジュリエット効果」です。
人間は面白いモノで…
障害があった方が、
逆にその障害を乗り越えて目的を達成しよう!
とする気持ちが高まる心理現象が起きる。
と解説しています。
まさに…
「あぁ…ロミオ!」
「おぉ…ジュリエット!」ですね。
書いていて恥ずかしくなってきましたが、
続けていきます。

③自尊感情が低い

これはいわゆる…
「自信が無い人」です。
依存心が強いのです。
心理学的には、
「自己評価査定=恋心は密接関係」があると言われています。
自分に自信がある人は、
積極的に異性へアプローチする傾向が強い!
自分に自信が無い人は、
非常に消極的なことが多い!
「そんなの当たり前だよね?」
と思うかもしれませんが…
客観的データを取ってあるみたいですので、
思い込みとは違うと言う事をご理解ください。

④罪悪感が強い人

この考えは行動経済学により近いかもしれません。
「人間の行動原因」をどこにもとめるか?
これは「原因帰属」を提唱された心理学者の話です。
原因帰属は外的帰属と内的帰属があります。
恋愛ネタですので恋愛で行きます。
外部帰属の方は、
恋がうまくいかない理由を「環境や相手のせい」にします。
内的帰属の方は、
恋がうまくいかない理由を常に「自分のせい」にします。
これって実に大きな違いなのです。
何でもすぐ自分のせいにする=相手からコントロールされやすい!
この方程式の確率はかなり高いのです。

見ているだけで不合理

盲目的な恋愛をする人の特徴が分かっていれば、
改善をすると言うより、
対処をする事が可能です。
上記の記事は…
見ているだけで不合理感満載ですね。
ただし…
盲目的な人と言うのは「純粋」であると言えます。
ただし度を越してしまって、
相手や周りに迷惑を掛けてしまうのはナンセンスです。
全てにおいて「適切な距離感」が必要です。
距離感が分かる数値メーターがあれば、
本人も分かりやすいのですけどね…

恋愛と行動経済

「人間は感情で行動する生き物」
だからこそ恋愛と行動経済は相性が良いのでは?
と感じるのです。
恋愛は感情でしかないからです。
あ…失礼しました!
お金で恋愛する人もいるか(笑)
ここで経済学と行動経済学で分かれそうですね!
この題目は継続的に追って行きたいと思います。
続く…

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