うっまいなあ!

ジャズの歌伴の話なんですけどね。

うっまいなあ!と感心させられたのはエンディング。スローテンポの曲、あるいはラスト3回繰り返しでリタルダンドしてテンポが緩んで、最後の1音。

シンガーが音を出すのを待つんですよ。

シンガーがラストの音を主音に持ってくるとは限らない。9度とか6度に行く可能性も大いにあります。ゆっくりの時はその可能性大です。

主音に解決して終わるにしても、かなり思いを込めたひと声を用意しているものです。

上手いピアニストはシンガーのラスト一音を待ちます。そしてシンガーが着地してから声の余韻に被せてというか音を混ぜて、カッコいいエンディングに持って行きます。

イエイ!って言いたくなりますよ。拍手大喝采です。

ライブの醍醐味です。


それに反して、譜面だけ見てシンガーのラスト一音に主和音ぶつけてくるピアニストてば…という話は今日はしません😏

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