シットイン
昨日はLIVE and SESSION について書きました。この形式は苦手という話です。聴く時は聴くことに専念したいという、自分の気持ちを書いたのですが、近頃のライブではどうもシットインが大流行りで、最早LIVE and SESSIONと変わらない場合があります。
これ、どうなんでしょうね。
私がジャズライブに通い出した10年くらい前は、シットインは普通無かったしあっても1人くらい。遊びに来ていたプロ奏者か、アマチュアでも演奏経験豊富で十分お客さんを満足させるレベルの人が、シットインするよう求められていました。お客さんも今日は○○さんの演奏(歌)を聴けて得したなあという感じでした。
ところが今はシットインさせるのがお客さんへのサービスとばかりに、次々何人もシットイン。歌詞の暗譜すら出来てないのに、歌詞カード見ながらつっかえつっかえ歌う人まで出てきて、何じゃこりゃ?でした。
こういう騙し討ちセッションやだなあ。
シットインをしてもらうなら、主催者がその人の技量を知っていることが最低条件だと思います。その上で、お金を払って聴いているお客さんに失礼にならないレベルだと確信が持てないなら、シットインさせるべきではないと思います。