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仕事が楽しくなる話(6) 人生に訪れるとされる3度のチャンスを掴む方法

高校生の時、父親から
「人生には、必ず3度チャンスが訪れる」
という言葉を聞かされました。

当時は、就職、結婚、出産の3つの事かな?
程度の理解で軽く聞き流してましたが、
この歳になって見ると、確かに人生の転換期って
あった事に、ハッとさせられます。

チャンスの指す意味が何であるかは
その人の価値観によって様々だと思うので
マズロー的に言えば、最上段の自己実現や超越の
エリアに相当する何かを掴む
チャンスなのだと思います。

私には、このチャンスが何で3回存在するかの
理由はよく分からないのですが、
ひとついえる事は、3回あるという事は
ラッキーでしかないという事です。

1回のチャンスを手にする強者も居るでしょうが、
多くのパターンはそうではありませんからね。

そして私の身近でも、私より年上で、
毎日「幸せだぁ」と自分で米や野菜を栽培し
淡水魚を養殖しながら、タイの田舎で
タイ料理のレストランを経営している
オーナーさんが居ます。

そのオーナー曰く、
「今が人生の中で一番遣り甲斐を感じている」
との事で、正に自己実現の極みだったりします。

オーナーの正確な年齢は分からないけど、
きっと60以上だと思うので、
この3度のチャンスはきっと年齢も
関係ないように思えてきます。

また、チャンスは、もう既にやって来てて
でも私たちは残念ながらそれに気付いていない説も
よく聞く話だったりします。

これは、結局私たちが
「あの時が、確実にチャンスだったよね」
ってな感じで、認知できている事が、
回数を数える大前提になっています。

つまり正確に考察するなら、
3度のチャンスがあるという事は、
その人の人生で認知できる(た)チャンスが
3回ある!という事になりますから、

もし過去を振り返ってチャンスに相当する
イベントが見当たらないから、
きっと通り過ぎちゃった
と思っているなら、大丈夫です。
きっとあなたの3回のチャンスは
まだ有効だという事になります。

逆に「確実にあの時がチャンスだったよなぁ」
というイベントが3回以上ある人は、
ちょっと厳しい状況になる感じですねw

ですが、安心してください。
どんなケースの方でも、
必ずチャンスが訪れる理由を
よしべや流に解説します。

「人生には、必ず3度チャンスが訪れる」

直感的に「これはチャンスだ」という
感覚はあるけど、なかなか簡単に
飛びこめる状態じゃないイメージですよね。

「世の中、そうそううまい話は無い」
「見落としている事がきっとある筈だ」
「この話し手は、そもそも信用できるのか」

のような感じで。

つまり私たちは、訪れたチャンスの
内容や質の良し悪しではなく、

それまでの思考や、価値観などの呪縛度合が
チャンスを手にできるかの鍵になっている
という解釈ができるということです。

整理すると、自分の思考や価値観の
呪縛から解放された、その時点が
チャンスなんだよ。
という解釈ができるということです。

世の中に残る意味深げな格言や名言って、
そう思えない、そう感じないから
意味深げであって、重みがある訳です。

アインシュタインの
「成功者になろうとせず、価値ある者になれ」

という言葉を引用すれば、世の中の人が、
成功する事を目標にする事が当たり前だったから
「そうではない」という彼の発言が
重みを持ち、後世に残っている訳です。

そう考えると
「これは絶対、間違いなく100%チャンスです」
というイベントが人生に、3回あるという事を
決して言いたい訳では無いということは
分かると思います。

そこで、もう一度これらを踏まえて
「人生には、必ず3度チャンスが訪れる」
を解説し直してみると

「人生には、必ず3度の思考や価値観の転換点が訪れる。そしてその転換点が人生を飛躍させるチャンスなのだ」

つまり

「チャンスは自らの思考や価値観を変える事で、作り出すことができるのだ」

という事になるように思えてきたりしませんかね。

何れにしても、頭も心も柔軟に生きていれば、
無制限にチャンスは、やってくるってこと
なんじゃないですかね。


では、今回はこの辺りで終わろうと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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よしべや

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