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「カナダ・ニュースの屑籠から: オタワの運河が凍って超長い天然スケートリンクになるお話」
厳冬期のカナダの首都オタワで有名なのは、凍結したリドー運河が超長い天然スケートリンクになって多数の市民、観光客が運河でアイススケートを楽しむ光景です。ただ、ここ数年は地球温暖化の影響を受けてか、運河が30センチほどの安定した厚さで長期間、凍結することがなく、2023年にはスケートリンクとしてオープンすることが一度もなかったようです。そんなことは、1970年代に運河がスケートリンクとしてオープンし始めて以来、初めてのことでした。昨年もオープンしても、しばしば閉鎖に追い込まれ、2月25日以降は完全に閉鎖されてしまいました。
さて、今年は寒さが相当厳しいようで、1月11日、ついに同運河のバンク・ストリートとローリエ・アベニューの間、約4キロの区間が一般公開されたのです。次のURLをクリックしてください。カナダの公共放送CBCオタワ支局からの、その日のリドー運河の模様を知らせる記事が出てきます。残念ながら動画はありませんが、写真が出てきます。
この記事によると、このまま低気温がステディに続けば、近いうちに全長7.8キロにわたってアイススケートを楽しむことができるようになると当局者は語っているそうです。
奇しくも同じ1月11日、トロント北郊のウオーキング・トレイルにある凍結した池の真ん中に立ってはしゃいでいる筆者とその細君を、同行の友人が撮ってくれたのが、ヘッダーの写真です。(笑)
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