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カナダびいきジイサンが嬉しくなる話。「溺れかかったエルク(ヘラジカ)の子供をあっと言う間に救出した国立公園局スタッフたち」(極短)

【ヘッダー写真は、記事と関係ありません】
4月2日に起きた出来事をカナダの公共放送CBCが次のように伝えています。以下のURLを開いてみてください。記事原文や動画、写真などを見ることができます。

https://www.cbc.ca/news/canada/calgary/bow-river-elk-calf-rescue-parks-canada-1.6800133

カナダ西部アルバータ州バンフと言えば、カナダを代表する観光地、有名なカナディアン・ロッキーのお膝元の街で世界中から観光客が訪れるところです。

この街を流れるボー・リバーという川を、一群のエルク(ヘラジカ)が渡っているところをワイルドライフ専門の写真家、ハンター・スクリムショーさんが撮影し終わった後、バリバリッと氷が割れるような音が、川の方から
聞こえてきました。そちらの方に目を向けると、1匹のエルクの子供が、凍結した部分の端の近くで川に落ちて必死にもがいているではありませんか。

ハンターさんは、近くにいた人に「エルクの子供が溺れそうだから、すぐカナダ国立公園局に電話してください」と頼みました。

数分のうちに、国立公園局の職員数人が駆け付け、エルクの救助作業を開始しました。ハンターさんは、その模様を動画に撮りました。

ハンターさんは「応援のスタッフもすぐ駆け付け、彼らは非常に慣れたやり方で、あっという間に溺れたエルクを川から引っ張り上げました。その瞬間、見物していた人々から一斉に拍手や歓声が起こりました」と語っています。

国立公園局のスタッフの手で、約20分後にはこのエルクの子供は、親や家族たちを含めた群れの中に戻されたそうです。

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たなかよしあき
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