採用活動の進め方はどこで習う?
今回は採用活動の進め方を『どこで習うか』についてお伝えしたいと思います。
ちなみに私は、この採用活動を明確に誰かに習ったという記憶が無いんです。
なぜこの話をしようと思ったかというと、企業の採用活動に関わる中で、
採用担当の方が明確な意図を持ち対応していること、
それが少ない様に感じることが多いからです。
その多くが、人が足りない、人材が欲しいとのニーズから、
求人広告にコストを掛け、結果応募が来ない、または、
ターゲットにあった人からの応募が無い。
この様な状態に陥っているのです。
ここで必ずする質問として、どんな方を採用したいのですか?
と聞くわけです。
帰ってくる答えの大半が、凄く幅広いイメージ像。
そして決まってつく言葉、『いい人材がいればねー』。
この辺りのところは、求人媒体の営業さんや、
代理店営業の方がもう少し助けることが出来る様な気がしますが、
話が反れるのでやめておきましょう。
私が考える求人広告は、戦略の実行そして検証の作業的対応なのです。
戦略の検証とは、
求人情報の一言ひとことがまだ見ぬAさんに向けたものなのです。
そのAさんはどこにいるのか、どの言葉に反応し、興味を持ってくれるのか。
そして、応募をしてくれるのか。
その反応の有無を一定期間待ち、戦略を変更する必要の有無を決定する。
これらを繰り返し行うことが、戦略の実行、そして検証なのです。
その為、求人広告を出しても応募が来ないということ自体も、
とても貴重な情報なのです。
なぜ応募が無いのか、それに対する仮説を立て、
次なる対応策を導くことが出来ればいいのです。
(これらが無くても成功する時もあります。しかし、再現性がありません。。。)
だからこそ、何よりも大切な事、それは求人を出す前、求人活動をはじめる段階に立てた採用戦略とその仮説なのだと考えています。
まとめると、
人材採用活動を明確に学ぶという機会、意外とありません。
採用活動は、求人広告からはじまる訳では無いということ。
応募が無いということも貴重な情報の一つであるということ。
それらの情報を元に次の対応、戦略の変更等を決断出来ること。
が重要です。
自社の特徴を理解し、その上での世の中的立ち位置を客観視し、
候補者に響くアプローチの仕方を考え、実行し、カイゼンし続けるしかありません。
そうすることで、求人広告費用が、コストでは無い未来への投資に変わることと思っています。
以上となります。
ありがとうございました♪
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■ 編集後記
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採用関連サービスは世の中に多数存在します。
新しいサービスも常に発信されています。
これらサービスは、採用活動成功の為、良いものは使用すればよいですが、
どんなサービスを使おうと、自社の採用戦略が軸なのです。
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