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求人票の記載内容シリーズ!?『未経験可』。
今回は、求人票の記載内容、『未経験可』についてです。
これも結構聞かれることがある質問。
また、書類選考で不合格となった方からは次の様な話があったりします。
『未経験可とあったのに落ちました。』
『未経験可の求人、経験があったのに落ちました。』
改めて、求人票への記載内容、その文言選びの難しさを感じます。
『未経験可』という求人がらみの質問や話の多くが、
年齢的にその求人のターゲットになっていないと思われる方々が多い印象があり、
年齢条件を示すことが出来無いことによる弊害と感じることがあります。
求人票に年齢条件をストレートには書くことが出来ない為、曖昧になりがちです。
未経験採用は若手がターゲットと絞れるのであれば、
給与水準を明確に下げ、そのことで『この求人の対象は若手である』と伝えることも出来ます。
この年齢条件に対してどこまで攻めた記載が出来るのか、
これらについては、各求人媒体営業さんや、代理店営業さんに相談し、
可能な限り具体的な表現で示す方が、採用ターゲットからの応募が増えるはず。
ここで、具体的な表現をすることで応募をしなくなる候補者が生まれるということ、
それを覚悟しなければなりません。
これを避け、応募の数集め(母集団形成)を優先させ続けることは、
採用の成功には結びつきにくいものと考えています。
また、これら対応を尽くした上で応募を頂く、
一見非ターゲットと思われる人については、電話でも良いので
面接をしてみるのも良いと思います。
応募をすると判断をした時点で、募集ポジションに対して何かしらの考えを持っている可能性があります。
可能性は低いかもしれませんが、選考対象になったり、別ポジションで進めてみたり、
求人の記載内容についての受け止め方を伺ったりと、リアルな情報を得ることが出来ます。
それらの得られた情報を元に、求人の内容を修正することが重要です。
ここで、面接が電話でも良いというのも、コロナウイルスの影響により、
オンラインや電話での面接が普通になってきています。
電話での面接は、5分でも10分でも、30分であっても、1回の面接です。
直接話をし、応募ターゲットでは無いことが明確になれば、それを丁寧に説明することも出来るのです。
今回の求人に対するミスマッチについて説明を聞くことが出来ていれば、
冒頭にあった様な選考後の不満に繋がる様なことはありません。
ということで、本日はここまでとなります。
ありがとうございました♪
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■ 編集後記
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『未経験可』と書かれていれば、その求人に期待を持つ人が出てきます。
その上で、実際に応募という行動に進んでくれた人たちを
どの様に扱い、対応を行うのか。
各企業の採用力が問われることになります。
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