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指伝話メモリ: ふじキュン♡危機一髪ゲームをオリジナル化する

 指伝話RTにも入っている ふじキュン♡危機一髪ゲーム は、指伝話メモリで作られたカードセットです。ゲームといってもシンプルなものです。

note ふじキュン♡危機一髪.002

 画面に表示されたふじキュン♡の絵を順番にタップして消していきます。

note ふじキュン♡危機一髪.003

 どこかに1ヶ所、当たりが隠れていて、そこをタップするとドーンと大きな絵が表示されます。

note ふじキュン♡危機一髪.004

楽しみ方いろいろ

当たり? はずれ?
 二人で交代でタップしながら当たりを探すゲームですが、そもそも当たりがでたらいいのか、当たりをださないのがいいのか。それはその時のルール・楽しみ方です。

声のかけ方
 私は初めて話す子どもとこれで遊ぶ時、「タップして順番に消していくんだよ。まず一つ選んでみて?」と言ってタップを勧めます。彼がタップしたら「じゃぁ次に僕がやってみるね」と私がタップします。そして交代でタップしていきます。
 どちらかが当たりを引きますが、その子が引いた場合は「当たり!」、自分が引いてしまった場合は「あぁ〜しまったぁ。もう一回やろうよ」と言って次につながるようにします。

 その子が一人で全部やりたい場合もあります。何も言わずに一つずつタップしてって、早い段階で当たりがでたら「おっ!すごい。なかなかそうはいかないのに。次はそうはいかないかもよ?」と言って次につながるようにします。
 全然当たりがでないとその子はとても不安で焦り始めます。そんな時は「おっ!すごい。当てないで続けるってのはなかなか難しいんだよ。最後まで残れるかな?」って言って次につながるようにします。

決定を委ねる使い方
 今日のおやつは、「プリン」「バナナ」「食べない」「クッキー」と言いながら順番にタップしていき、当たったところのものにする、という使い方もあります。
 今日は「パパと寝る」「ママと寝る」「一人で寝る」「パパと寝る」「ママと寝る」...と言いながらタップしていくのもいいですね。
 今日の歯磨きの仕上げは「パパ」「ママ」「じーじ」「ばーば」っていう選び方の場合、「歯磨きをしない」という選択肢はないというのがポイントです。😎

指伝話メモリで作り変える

 指伝話メモリを使えば、このふじキュン♡危機一髪のカードをいろいろ変化させることができます。

 例えば、ふじキュン♡を表示する枚数を多くしたり少なくしたりします。数が少ないものから始めて徐々に増やしていくと、難易度が高くなった感じがします。「お、これは簡単だったねぇ。じゃぁこれはどうかな?」と言われると、段階が次に上がったような気がして、やる気がでてきますよね。

note ふじキュン♡危機一髪.007

 当たりの時の画像を、その子の写真にそっと変えておくというのも有効です。だいたい同じゲームは3日目くらいには飽きてしまいます。「もう飽きたぁ」という顔になっていても、もう一回くらいやろうよということになり、嫌々やった時に当たりの顔が自分の変顔になっていたら、一気にテンションが上がります。😎

 写真を一枚変えるだけで、ここまで笑うのだろうか?と思うくらい笑ってくれますよ。

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  そして今度は、最初にめくる方のカードの写真を変えます。そうすると「りょうくん危機一髪ゲーム」の出来上がりです。

 自分が主人公のゲームって、もう最高!です。😎

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機械ではなく機会

 表示の仕方、表示する内容、声のかけ方。ちょっとした工夫と変化によって、シンプルな絵カードが何倍にも楽しめるようになります。大事なのは、機械ではなく機会。アイデアが人生を豊かにしてくれますね。


いただいたサポートは、結ライフコミュニケーション研究所のFellowshipプログラムに寄付し、子どもたちのコミュニケーションサポートに使わせていただきます。