指伝話メモリで写真撮影をする
iPadOS 14.5がリリースされました。この修正で、指伝話メモリから写真撮影をする機能が再び使えるようになりました。(Appleさん、ありがとう!)
ショートカットの内容・指伝話メモリからの呼び出し方の説明を書きます。参考になさってください。
なお、iOS 13.3頃から、写真撮影をするショートカットを指伝話メモリから呼び出した場合に、1回または2回だけ動作して、その後は使えなくなるという問題がありました。iPadOSは14.5にアップデートしてお使いください。
ショートカットと指伝話メモリのセットをダウンロードできるURLを最後に書いておきます。
写真撮影をするショートカット
① Appカテゴリーの「カメラ」から「写真を撮る」を選択します。この時に、「カメラプレビューを表示」をオフにするのがポイントです。
② ショートカットで写真撮影した場合は、横向きで撮影しても写真は縦向きに保存されるので、回転させて向きを整えました。(iPadをどの向きで使うかによって、この内容は調整してください。)
③ 撮影した写真を、写真ライブラリの「最近の項目」に保存します。
④ 指伝話メモリに戻ります。
指伝話メモリのカード
指伝話メモリのカード編集画面で、アプリ呼び出しのところに、ショートカットを呼び出す指示を書きます。
Shortcuts://run-shortcut?name=My写真撮影
今回のショートカットは「My写真撮影」としてあります。私は、ショートカット名の最初にMyをつけた時は、指伝話メモリから呼び出すものにするというようにして、ショートカットだけで実行するものと区別しています。
上のスクリーンショットでは、ショートカットの呼び出し内容を 説明 の欄に書いています。最終的には、アプリ呼び出しのところに書くのですが、説明 の欄に書くと入力し易いですし、内容確認がし易いです。一旦 説明 の欄に書いたものをコピペでアプリ呼び出しのところに登録するのが便利です。
ちょっとした工夫
ショートカットを使えば、撮影した画像を楕円形に切り抜いたり、バナーをつけたりといったことも、その写真をメッセージで送信することも可能です。
指伝話メモリのカードを1枚選択するという操作は変わらないままで、できることを増やしていくことができます。
ダウンロード用のリンク
ショートカット「My写真撮影」
指伝話メモリのセット「写真撮影」
ショートカットのダウンロードの前に、設定 > ショートカット を開き、「信頼されていないショートカットを許可」を オン にしてください。(オンが選択されない人は、一度何か自分でショートカットを作成して保存してみてください。その後、選択できるようになります。)
ショートカットをインストールした後に、ショートカットを開き、カメラと写真のアクセス権を許可してください。
セットは、一旦iPadにダウンロードした後に、開いて指伝話メモリに読み込んでください。
指伝話メモリのセットの作成、ショートカットの作成は、オフィス結アジアのオンライン勉強会もありますので、ご参加ください。