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[バックパッカー]30代男性。ヨーロッパ一人旅12〜フランス田舎町編〜

ボルドー3日目。今日は別の友人の家に行く日です。
朝9時ごろに泊めてくれている友人とカフェに行きコーヒーを飲んだ後、バスに乗り駅に向かいました。

午後から仕事があるのに見送りまでしてくれた友人に本当に感謝です。

さて、今日からお世話になる友人は、20歳の大学生の男の子です。

この子との出会いは完全に偶然で、昨年パリへ一人旅をしに行った時に出会いました。
帰りの飛行機を待っていたとき、突然日本語で話しかけられたのがきっかけです。

日本語を数年独学で勉強していて、初めて話しかけた日本人が自分だったそうです笑

インスタを交換したあと、たまにビデオ通話で日本語の勉強を手伝ってあげていました。

今回ヨーロッパに行くことになったと伝えると、絶対に遊びにきて!と言ってくれたので会いにいきました。

彼は今大学生で、大学のあるペリグーという小さな街で待ち合わせをすることになっていました。

あまり知られていませんが、フランス国内にはBlaBla Car Busという格安のバス会社があります。電車より格段に安いし、目的地によっては電車では難しい場所にも行けたりするので必須です。

他にもInter City Link Busというバス会社もあります。行き先によって使い分けるのが良いでしょう。

アプリで予約をして、指定されたバス停に向かうと30分前にバスが来てくれたので安心して乗り込みました。

待ち合わせ場所のパレ・ド・ジャスティス

しかし、問題が発生しました。
降車場が街の名前だったので、当然街中で降ろされると思っていたのですが、街から車で15分くらい離れた謎のパーキングで降ろされてしまいました。

周りにはレストランが一軒あるのみ。駅は徒歩45分。

思い切ってレストランを出てくるお客さんに話しかけてみましたが…

やはりというか、英語がさっぱり通じません笑

あわよくば街まで乗せてくれないかなと淡い期待をしていましたが、フランス語が話せないとわかった途端、冷たい(というか恐怖?)表情になって逃げるように去っていくのでした笑

諦めてUber TAXIを呼びましたが25ユーロと非常に痛い出費でした…

日本語ならまだしも、まさか英語が通じる事に安心感をおぼえる日が来るとは思いませんでした笑

待ち合わせ時間まではまだ1時間以上あるので街を散策

古い街並み
街で一番大きな教会
教会内部

友人は彼女と一緒に現れました笑
これから彼の実家に帰るのですが、車で2時間くらいかかるとのこと。

日本語で色々と話しながら、フランスの田舎の風景を楽しみました。

彼の実家は、もともと牧場だったようで広い敷地に羊、ヤギ、犬、猫、ニワトリ、ウサギと動物がたくさんいました。
(ほとんど動画で撮ったので写真はないですが)

名前は日本っぽいYuki
地下室のワインセラー

さらに地下にはワインセラーもありました。聞けば両親共に職業は看護師ですが、
趣味で果樹園と牧場を続けているとのこと。

ご両親は本当に快く歓迎してくれました。
何でも僕が訪ねてくることがわかった2ヶ月前から晩御飯のメニューを考えていたそうで

気合いの入った料理がたくさん運ばれてきました。
チーズ、ハム、パエリア、自家製パテ、リンゴを使った豚肉料理などなど


10年モノのワインまで開けてくれて、
自分のような一般人にここまでしないでくれと本当に申し訳ない気持ちになりました笑

家族はもちろんフランス語しかほとんど話せませんが、友人が一生懸命に通訳をしてくれたので会話を楽しむことができました。

普通の旅行では絶対にできないフランスの田舎暮らしという貴重な経験をした3日間の1日目でした。

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