30代男性。ヨーロッパ一人旅④
前回の続き。アムステルダムで「性の博物館」を見学したあと、まだ12時ごろだったためランチを探しつつ街を散策していました。
たまたまショーウィンドウから見つけたのは、南米の伝統料理エンパナダス!
以前、チリの友人が作ってくれたのを思い出し懐かしくなりました。店員のお姉さんはアルゼンチン出身でオランダ人と結婚して移住してきたのだそう。南米系の人たちはとてもフレンドリーで大好きです。
種類がたくさんありましたが、オニオン&チーズを注文しました。
ところがここで問題が…クレジットカードの決済端末の電源が入ってなく起動まで時間がかかるとのこと。
「現金で払おうか?」と尋ねたところ、
「その辺を散歩してて!またあとで戻ってきてから支払いでいいよ!日本人は信用してるから!」
なんということでしょう。日本人の信用されっぷりに感動しました。
お言葉に甘えて1時間くらい散策をしました。エンパナダスは温めて提供してくれるのでチーズも溶けてとても美味しかったです。
散策中、比較的近かった西教会に立ち寄りました。
約束通り支払いに戻った後、国立美術館へ。ルーブルには程遠いですが、かなり広い美術館でした。
世界三大絵画と呼ばれる(違ったらすみません)夜警ですが、現在は補修作業中のようで近くでは見られませんでした。
そしていよいよゴッホ美術館。
ゴッホを題材にした原田マハさんの小説、「たゆたえども沈まず」を読んだおかげでとても楽しみでした。
到着してみると、すごい人だかり。チケットは完売のようで、スタッフに尋ねている人がちらほら見られました。予約するよう勧めてくれたホステルのフランス人に本当に感謝です。
中は4階層になっていたと記憶しています。オーディオを借りて見学しました。
ゴッホというと「ひまわり」で有名ですが実物を見ることができました。
本当に躍動感がありますね。色んな種類の黄色を組み合わせて描かれていてとても華やかです。
説明によると当時ひまわりは地味な花というイメージだったのですが、ゴッホにとってはとても美しくお気に入りの花だったそうです。
小説に出てくる「星月夜」がなかったのは残念でしたが、十分満足しました。
翌日からは友人の家に行く予定なので、早めにホステルに帰って寝ることにしました。