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30代男性。ヨーロッパ一人旅⑨パリ編

朝、隣のベッドの64歳のメキシコ人にお別れを告げてブリュッセル南駅へ向かいました。

別れ際にWhat's appの連絡先を交換して、「良い景色があったら送ってね」と言ってくれました。一緒に晩ごはんでも行ってみたかったな。

20分ほど歩いて駅へ到着。予定の電車の1時間前に到着して余裕がありました。が、駅のホームがどこかわからない。それもそのはず、この駅どこにも英語表記がないのです。
あるのはフランス語と、おそらくオランダ語の表記のみ。

歩き回ったり駅のスタッフに尋ねたりして15分くらいかけてホームを見つけました。

やはりこういった海外では早めの行動が大事ですね。

今回はユーロスターでの移動になります。事前に予約しておらず3日前に購入したため約15000円もしてしまいました。

電車の中はWifiもUSB端子もあり結構快適でした。

パリに着いたのは13時ごろ。

実はパリには去年1週間ほど滞在したことがあり、今回の旅では素通りしようか迷っていました。それでも1泊だけ滞在しようと考えたのは、去年行けなかったオルセー美術館に行きたかったからです。

大きな時計の裏側
オルセー美術館

私は原田マハさんの小説が好きで、その中の短編集であるジヴェルニーの食卓では、印象派のエドガー・ドガの「踊り子」という作品をモチーフにした物語が描かれていました。

オルセー美術館には、その「踊り子」が展示されているという話なのでこれはぜひ行かねばと思いパリに1泊することを決めました。

元々駅舎だったものを美術館として再利用しているだけあって、とても広いです。最上階に印象派の画家たちのフロアがありました。クロードモネなど名だたる画家たちの展示があるなか、見つけました!

踊り子

14歳のバレエ少女をとてもリアルに作った像ですが、完成当時はリアルすぎて気持ち悪いとして不評だったそうです。
これはブロンズで出来たレプリカですが、本物は蝋で出来ており髪の毛やまつ毛は本物の体毛を使用していたそうです。そう聞くと確かに気持ち悪いと言われても仕方ないかもしれませんね。

何も知らなければただの銅像ですが、この少女にまつわる物語が加わるととても感慨深いものに変わりました。

目的は達したので今日のホステルへ。
探した中で一番クチコミと値段のバランスがよかった
THE PEOPLE-PARIS NATION- というホステルに宿泊しました。(機会があれば泊まったホステルの感想も別で書きたいですね)

受付の若い男性はとても感じが良く、日本から来たというと「いらっしゃいませ!」と元気よく言ってくれました。笑
日本語の勉強を最近始めたそうです。オランダ、ベルギーではこんなことはなかったので、パリでは日本がとても人気というのはどうやら本当らしいです。私が受付の前を通るたびにウインクをしてくれました。笑

ホテルの目の前には大きめの公園がありました。
節約のために晩御飯はスーパーの惣菜を買って公園でのんびり食べて、早めに就寝しました。

ホステルの屋上からの景色

明日はボルドーへ友人に会いに行きます!


普段は健康に関する記事を書いています。グルコースハック3と5は無料で公開しているためご興味があればご覧ください!


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