サイバラさんの絵と文で見た、「人間が生きる意味」の解
世の中には、「人間が生きる意味とは?」を考えている人が一定数いるようです。
思っているよりも多いかもしれません。
そういう人には、優しく笑顔で「知るかよ」と言ってあげたいと思いますが、そのような決して答えが出ない問いを考えるほど、人生は長くありません。
しかし、その深い問いに対する、ひとつの見解を知っています。
正解かどうか、ではなく、考え方のひとつに過ぎませんが。
そのひとつの考え方とは?
こたえ(仮)は、人気漫画家の西原理恵子さんの1枚のイラスト(+セリフ)にありました。
西原 理恵子(さいばら りえこ)さん
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そのこたえとは…
↓↓
「神様が『もういいよ』と言うまで
生きるのが人間の仕事なんだよ」
と、おばあちゃんは言った
西原さんのイラスト内では、おばあちゃんの言葉として書かれています。
昔見た記憶なので、文章は正確ではありません。
こんな感じの言葉だったような気がします。
単行本の漫画じゃなくて、雑誌か何かのエッセイ?に掲載されていた1枚のイラストだったような記憶があります。
イラストは、見出し画像のように、おばあちゃんと小さな女の子が手を繋いで夕日を見ている構図だったような気がしますが、これも記憶が定かではありません。
何に載っていたのか忘れたので、見かえすことはできないのですが、おばあちゃんのセリフで、「神様が「もういいよ」というまで生きるのが人間の仕事」みたいなことを言っていたのは確かだと思います。
ただ、10年以上?もしかしたら20年くらいになるかもしれない前に見たことなのに、内容ははっきり覚えているってことは、よほど心に刺さったのだと思います。
それ以来、「何のために生きているのか」とか「人間が生きる意味とは?」みたいなことは考えることは、ほとんどなくなりました。
神様の存在
私はどちらかというと無神論者です。
無神論者の定義として、「神の存在を認めない」ほうではなくて、特定の宗教を信仰していない、というほうですけど。
日本人には多いと言われています。
結婚式では教会で牧師さんを前に「アーメン」とか言って、葬式ではお坊さんがお経を上げることに何の違和感も覚えませんよね。
それはいいとして。
ここでおばあちゃんが言う「神様」は、特定の宗教の神ではなく、「自分ではコントロールできない運命」とか、「見えざる力」のような存在の比喩(メタファー)と考えたほうがよさそうです。
乱暴にまとめると、「人間はいつかは必ず死ぬんだから、ごじゃごじゃ考えずに、ただ生きてりゃいい」ってこと。
生きる意味など考えるだけムダと言われているようで……
この言葉が、西原理恵子さんの実体験の話だったのか、別の誰かの文章に対するイラスト提供だったのかすら分かりません。
ただ、「人が生きる意味」みたいなことをふと考える時、または、そんなことを考えている人を見かけた時、、
納得感という意味で、この言葉を超える言葉(考え方)を、私はいまだに知りません。
だから今日も、
おいしいものを食べたり、
面白い漫画や小説を読んだり、
映画を見たり、
誰かとしゃべったり、
買物をしたり、
散歩をしたり、
ただ日々の生活を、淡々と楽しんで過ごしているだけでOK!
これが現時点での解、と思っています。
「神様が『もういいよ』と言うまで生きるのが、人間の仕事なんだよ」と、おばあちゃんは言った
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