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片付けはお宝探し。80年代の傑作漫画を発掘『To-y』

なんかシリーズ化されてきてるような。

実家の片付けをしていると、さまざまな懐かしいモノが発掘されます。

今回は'80年代の傑作音楽漫画『To-y』が出てきたので紹介。

私が持っているのは単行本(10巻完結)ではなくて、ワイド版と呼ばれる5巻セットです。

『To-y』(トーイ)/上條 淳士

1985年ってことは40年も前。
時代特有の空気感はあるものの、今の時代に読んでも、全く古くささを感じない、スタイリッシュな感覚の音楽漫画です。

当時はインディーズバンド全盛期でした。
日本はバブル経済前夜。
ライブハウスで活躍するバンド、そして華やかな芸能界、TV業界の表と裏が描かれた物語。

実際に、インディーズで活躍しているバンドが、メジャーデビューすることの可否が物議を醸し出していた時代でした。

シリアスとコミカルのバランスも絶妙。
吉○晃司や鮎○誠など、実在のミュージシャンをモデルにしていると思われる登場人物も出ています。

アニメも作られましたが、そちらの評価は今一つだった記憶もあります。
違ったらすみません。
もちろん見ましたけど、レベッカのNOKKOがニヤの声を担当していたのが、どうも少々違和感あり。

私はバンドはやっていませんでしたが、当時のインディーズのレコードやCDはよく聞いていました。
パンク、プログレッシブ、メタル、ノンカテゴライズ、、何でもあり。

そんなバンドブームの頃に、リアルタイムで読んでいた漫画。

もう何度読み返したことか。

音楽、バンド、芸能界に興味がない人でも、超絶おすすめの漫画です。


単行本の1巻

2015年には30周年記念エディションが出ているようですので、リンクを貼っておきます(高いな…コアなファン向け)。


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