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今からの住宅ローンはかなり怖くてリスキー過ぎるよね

先日、近所を車で走っていた時、光景を見て思ったこと。

私の家はド田舎なのですが、山奥というわけではなく、ちょっと走ったら店などが建ち並ぶ国道・県道に出るくらいの田舎レベルです。

こんなあたりでも、新しく土地が区画整理されて、住宅の「分譲地」として新たに売りに出されているのを見かけます。

それが、わりとすぐに買い手が付くようで、次々に新築の家が建っているみたいですね。

材料の在庫不足や価格高騰、人手不足、円安など、さまざまな影響で、近年は住宅の価格は高騰していると聞きます。

こんな時代であっても、やはり「新築一戸建て」が欲しいという人は絶えないのですね。
または、今後はもっと高くなるから、まだ今なら買える、といううちに買っておこうという判断なのか。

ちなみに、この近辺では5軒に1件は空き家です。

長期ローンの恐ろしさ

note上でも、休職した人、早期退職した人、フルタイムでの働き方が困難な人をよく見かけます。

「安定して働けない(働けなくなった)」という不安、それが「お金の不安」に直結します。

その時に、多額&長期のローンを抱えていると、人生詰む可能性が高くなります。

私自身も早期退職組ですが、新築一戸建てやマンション購入にこだわらなくて、支払いが済んだ「持ち家」(築40年超の建物をリフォーム)なので、今も何とか生きていけていると思っています。
結果的には、という話ですが。

収入を失った時、「ローンや家賃がない」というのは精神衛生上とても助かります。

もし、今後も月々何万円も支払いが続くと考えたら恐怖ですね。

ローンは短く、が鉄則

もし、これから家を買うと考えている人がいたら、可能な限りローンは短くしたほうがいいと思います。
または、本当にローンを組んでまで新築一戸建てやマンション購入が必要なのか、を考えなおしてもいいのでは。

これからは、生活習慣病以上に問題になりそうなのが、精神疾患と言われています。

うつ病や適応障害は全く珍しくなく、どんなに健康に気を付けていても、「働けなくなる」という状況は誰にでもあり得ます。

そうじゃなくても、家を買おうと考えている人は、子育て中の比率が高いだろうから、その分リスクも高くなります。
「今なら何とか無理なく支払える」という状況が、今後もずっと続くとは限りません。

転職したり、時短勤務になったり、退職・独立したり、さまざまな予期せぬ出来事によって、収入は大変動します。
自由で身軽な生き方からは、大きく遠ざかることにはなりそうですね。


ここは経済問題や人生設計を語るコンテンツじゃないので、あまり深くは考察しませんが、近所を走っていて見かけた新規分譲地や新築の家を眺めていて、ふと思ったことを記事にしてみました。それだけ。


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