足下に物を落とした、けど見つからん…あの現象に名前を
床に落としたのは「毛抜き」です。
KE-NU-KI。
今では日本語としてすっかり定着した「ケヌキ」ですが、白髪、まゆげ、ヒゲ、トゲなど、抜きたい時にちょくちょく使いますよね。
でも、あの形状のせいで、時々つるっとすべって落としてしまうことがあります。
床にカランと落ちた音はしたのだけど。
どこにいったか、落ちたであろう周辺を探しても見つからない。
なんでだ?
って焦っていて思い出した。
今年(2024年)話題になった「あの現象に名前を展」をご存じか?
もう終わっていますが、名古屋、大阪、東京、福岡で開催されていたらしい展示会です。
私は地方の人間なので、行くことはできませんでした。
「あの現象に名前を展DX」
日常、みんなが体験しているけど、名前が付いていない現象に名前を付けるという企画展です。
たとえば、
◎対向する人と同じ方向に避けてしまう気まずい現象
⇒『ごめんなサイドステップ』
◎帰り際におばあちゃんが色々と食べ物を持ち帰らせようとする現象
⇒『ウーばぁーイーツ』
◎自動販売機に小銭を何度入れても返ってきてしまう現象
⇒『ブーメラン硬貨』
◎寝転んで本やスマホを見てると顔面に落下する現象
⇒『顔面ニュートン』
などなど。
どれも「あるある」ですよね。
個人的には、めっちゃ心当たりがあって、名前も秀逸と思っている好きなやつは『ごめんなサイドステップ』です😅
話を戻すぞー。
床に落としたものが、直後にそのあたりを探しても見つからない、という現象は、ちょくちょく発生します。
みなさんは経験ないでしょうか?
「今、そこに落としたと思ったのに。音もしたのに」と思っても・・
ない。
見つからない。
どこいった?
不思議です。
「あの現象に名前を」にならうと、私は勝手に『四次元フロアー』と呼んでいますが。
※本家の「あの現象に名前を展」に含まれているかどうかは知りません。
探しても見つからない時、本当に異次元に飛ばされたのでは・・?
と、真剣に考えることがあります。
たいていの場合は、天文学的な確率の角度でバウンドして、探していた場所から65cmくらい離れたところ、しかも椅子の脚の陰とか、何かの家電の電源コードの陰などで、ひょっこり見つかったりします。
異次元にいったわけではなかったのですね。
これと似た現象で、お菓子や食べ物をこぼして、胸元や太ももの上に落とした感覚があったのに見つからない、というナゾの現象が起こることがあります。
これもたいがい不思議です。
とりあえず立ちあがって、服をパタパタしながら跳びはねますね。
こうすれば、たいていは見つかりますが、それでもどうしても出てこない場合は、『異世界への供物』と呼びます。
食品だから、結局見つからなかったら、かなりモヤモヤしますけどね。
虫や小動物、カビ、腐敗などの悪影響があるので。
食べ物を見失うと、ちょっとこわいな。
ちなみに、スナック菓子などの袋の底に残っている小さな欠片や粉のことを何と言いますか?
私の地域では「こそぼろ」と呼びます。
最後は袋の口を全開にして、上を向いて袋から直接、口の中にザッと流し込みますね。
お行儀の良い人はやらないか。
この時に、首筋や胸元に「こそぼろ」が落ちることがあります。
お行儀の良くない人たちは、気をつけましょう。
それでは今日はこのへんで。