「終活」を始めようと思った:自分のお金編
最近、ちょくちょく引っ張ってるネタで申し訳ないが、10月に父が亡くなり、その後始末・・というと聞こえが良くないけど、要するに貯金や投信の遺産相続をやっている最中です。
といっても、名義変更などはまだ先で、現状は情報集め段階。
どこにいくらあるのか、手続きに何が必要か、という収集です。
資産が億単位ある人なら、税理士さんに依頼するのかも知れませんが、普通のサラリーマン家庭なので、それほどはない。
とはいえ、ほっておくにはいきません。
そもそも、税理士に依頼する・しないに関わらず、金融機関や保険、不動産などの手続き自体は、当然自分たち相続人でやる必要があります。
母のほうが先に亡くなっており、その時も「遺産分割協議書」はテンプレートを使って自作し、自分たちでやり終えました。
母は貯金のみ少々だけだったので、まだ簡単でしたが、父のほうが種類が多くて複雑になります。
今回の場合、銀行4つと証券会社2つ、合計6カ所の手続きが必要。
その他として、不動産の名義変更があります。
幸い、銀行系は支店が近所にあって、そこに何度か行けば手続きはできそうなんだけど、証券会社は近くに実店舗がなく、東京の担当課と郵送でのやり取りになります。
ちょっと面倒ですが、まだこれくらいなら対応できます。
たった6つでも結構面倒くさいのに・・
自分自身の資産について考えた
そこで、自分自身の資産を振り返ってみます。
銀行だけで10個の口座がありました。
お金持ちだからではありません。
元々持っていたやつ、給与振り込み用に会社に作らされた口座、ネット専門銀行、利息が良かったから作った口座、など、徐々に増えていきました。
そのうちいくつかは、現状では数千円~1万円台くらいの残高しか入っていません。
県内に店舗がないやつとか、ネット専用のもあります。
うーむ、こりゃちょっと整理しないと、突然私が死んだ時に家族が困ります。
資産運用の口座は?
証券会社、および金融商品取引業者の口座数も計10個くらい。
株、NISA、iDeco、FX、ETF、ロボアドバイザー、仮想通貨など、2018年頃、資産運用に目覚めた時に、調子に乗ってしまいました。
まあ、そのおかげでほったらかしでも少しずつ資産を増やすことができているわけですが。
これらも、私が突然死んだら困ったことになります。
妻は金融リテラシーが高いほうではありません。
一応、リストは残しているものの、一覧が分かったところで1つ1つ手続きしないといけないのは確か。
チョーめんどくさいことになるのは必至です。
夫婦のうち夫が先に死ぬ確率は8割だそうですので。
ただ、金額が順調に積み重なっているものと、現在大きく含み損が出ているものは、やめ時が非常に難しいんですよね。
資産運用に関する書籍などを見ても、定年後や年金受給開始後は、徐々に現金化を進めて、現金比率を上げるべし、と書かれていることも多いです。
年金をもらうまでは、まだ何年もの間があるので、その前に死なないように生きるしかないか。
口座を閉じるタイミングは難しいですが、思い切って損切りして確定させてもいいのかな、と考えたりもします。
人間は、頭も体も、いつまでも元気でいられるとは限りません。
近年は、さまざまな資産運用のススメ情報が溢れていますが、新規の口座を増やしていくとリスクも大きい、ってことは頭に置いておいたほうがいいですね。
近いうちに、口座数は減らしていこうと思います。