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「クリティカルシンキング」が一番重要と思う(4C)

最近、あちこちで耳にする、現代を生き抜くために重要な「4C」をご存じでしょうか?

もし知らないよという人がいれば、この機会に覚えていただけたらいいんじゃないかと思います。
教育分野でもよく出てくる話題です。

今の時代に大事な4つの「C」とは

「C」から始まる重要な4つの英単語です。
その4つとは?

・Critical Thinking(クリティカルシンキング=批判的思考)
・Creativity(クリエイティビティ=創造力)
・Communication(コミュニケーション能力)
・Collaboration(コラボレーション=協働力)

単語だけで、ほぼ理解できると思いますが、一応ChatGPTに「1行説明」を付けてもらいました。

Critical Thinking(批判的思考)
- 物事を鵜呑みにせず、論理的に考え判断する力。

Creativity(創造力)
- 新しいアイデアを生み出し、柔軟に発想する力。

Communication(コミュニケーション能力)
- 相手と適切に意思疎通し、理解し合う力。

Collaboration(協働力)
- 多様な人と協力し、チームで成果を出す力。

ChatGPTより

この4つは、特に順位付けはなくて、どれも同じくらい大切なことだと思うのですが、個人的に最も重要なのは、「クリティカルシンキング(批判的思考)」じゃないかな、と感じています。

捉え方は、人によって違うかも知れません。

「私が考えるに」という前提で、なぜならばという理由を述べたいと思います。


「コラボレーション」と「コミュニケーション」は、基本的に他者との共同作業のために存在するものです。

コミュニティの中で生きるために必要ではありますが、主にビジネス文脈の印象と思っています。

ビジネス中心の生活をしている人には、とても重要と思いますが、今の私の立場では、ビジネスからちょっと離れ、他者との関わりも少ないので、それほどでもないかなと感じていて。

次に「クリエイティビティ(創造力)」は、もちろんすべての人にとって大事ですが、必須化と言われるとどうかな?と思います。

別に、新たなものを発明したり、コンテンツを発信することなどは、全員がやらないといけないこと、とは思ってません。

日々、ちょっとしたアイデアを考えることは楽しいし大事ですが、クリエイティビティがない人は、幸せな人生を送れないかというと、それはないと思っています。
消費者としてでも、楽しく生きていければいいんじゃないかな、と。

「創造力」も、どちらかというとビジネスやマーケティング的な観点から重要性が説かれているのだと思います。

クリティカルシンキングこそが重要

クリティカルシンキングだけは、ビジネスに関係なく、子供だろうが高齢者だろうが、すべての人が生きる上で大事なこと、という気がしています。

クリティカルシンキングって、あまりピンとこない言葉ですよね。
「批判的思考」と訳されると、よく勘違いする人がいるようです。

他人の意見に対して、「それは違う」とか「その考えは良くない」などの批判をすること、ではありません。

他人の意見や、権威がある出所の情報であっても、「本当にそうなのか」と疑うこと、「自分にとってはどうなのか」と自らの頭で論理的に考え抜くことが大事という話です。


自分の常識は他人の非常識、という言葉もあります。
つい感情的に考えたり、先入観にとらわれることもあります。

分かりやすい例で言うと、数年前に話題になった「老後2000万円問題」も、鵜呑みにしたらダメなやつです。

その言葉だけを聞いて、65歳時点で2000万円の資産を保有していないと生きていけないんだ、と焦った人が続出したとか。

冷静に考えたら、それだけ持っていない人のほうが大半なのだから、問題ないと気付くべきだし、人によっては全然足りない、ってこともあるはず。

ひと言で言えば「人それぞれ」なのだから、自分のことは自分でちゃんと考えましょうということ。

有名人やインフルエンサーが言えば、つい「そうなのか」と鵜呑みにしてしまいそうになりますが、別の人が全く逆の意見を述べることもよくありますよね。

その都度、右往左往するのではなくて、ちょっと冷静になって、「自分の考えはどうか」を論理的に考えることがとても重要。

意見は人と違っていていい、というか、「違うのが当たり前」なのだと思います。

この「4C」に関する記事自体、「そうかなぁ。違うよなぁ」と思いながら読んでいる人もいるかもしれません。
それでいいのだと思います。
※説得してくれなくてもいいですので😊

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