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Lumaで生成した動画を編集して、1本の作品にする手順

初めてのAI動画作成。
忘れないうちに、自分のための備忘録としてまとめておきます。

静止画の素材はすでにある、という前提ですすめます。

そこから、1本の動画を作るには?の手順を整理しましょう。
昨日、投稿したAI動画の作成手順です。↓↓

素材を用意する(画像)

素材の静止画はあるのですが・・。
動画は基本的に16:9のようです。
厄介なことに、「画像生成AIで作ってみた」の画像は、ほとんどが1024x1024の正方形なんですよね。

ChatGPT+DALL・E 3では横長画像は作れるのですが、Bing Image Creatorで作っていた頃の名残です。
まさか動画化するとは夢にも思っていなかったので。

さて、3つの選択肢があります。

1.正方形のまま作る→横に空白ができる
2.トリミングする→上下が切れる
3.左右を描き足す→Uncropを使う

正方形画像は動画に向かないので、何とか横長にしたいところ。

ここは「3番」一択です。
せっかく生成AIがあるので、「Clipdrop - Uncrop」を使って左右の「ない部分」を描き足し、一手間かけて横長の画像を作成することにします。

【参考】
画像の「ない」部分を自動で生成する「Uncrop」を試してみた

使う予定の画像は12~13枚程度。
動画に使うので、ディテールは気にする必要はありません。
一見面倒くさそうですが、働くのはAIなので、この程度の枚数ならさほど時間はかかりません。AIがスゴい。

「Luma」で動画をAI生成

今回の肝。
1枚の静止画像から、動画化します。
一昔前なら夢の技術でしたね。

プロンプトを指定できますが、



ほぼノープロンプトでお任せ動画にします。
丸投げ。任せた!

※一部の画像はプロンプトを入れます。たとえば冒頭の歩いているシーンには「walk」とだけ入れました。

現状、Luma Dream Machineは、無料版だと1枚あたり数時間待たされることもあります。
また、1ヶ月で30枚、1日あたり5~10枚程度に制限されているようです(混み具合によって変わるようです)。

月額29.99$を支払うと、1画像あたり1~3分ほどで作成できます。
1ヶ月150枚までになり、1日の枚数制限もありません。

ここは、時間節約とストレス軽減のため、有料のスタンダードプランに入ります。
お金は臓器フリマで腎臓を片方売って作るしかありません。

無料版だと透かしのロゴ(ウォーターマーク)が入りますが、有料版だとロゴも入りません。

Luma Dream Machineのクセ

何度かやって気付いたのですが、プロンプトを与えないか、あるいは最小限の単語のみにして動画生成すると、以下のどちらかになることが多い気がします。

1.ダイナミックで予想外な動き(たいてい大きく崩れる)
2.ぬめ~っとしたスローモーションのような動き(動きが少ない)

ここでは、Lumaが生成した5秒間の動画から、一部分だけを切り出して使う想定なので、0.5~1秒くらいだけでも「使えるシーン」が含まれていたら成功と見なします。

「おばちゃん」動画はアクションなので、どちらかというと1.のタイプのほうが使えるシーンになる確率が高くなります。

こればかりは試行錯誤するしかありません。
無料版ではキツいでしょう。1つ出力するのに待ち時間が長すぎます。

動画編集ソフトをどうする?

有料、無料、いっぱいありすぎて分かりません。

以下のサイトを参考にしました。
【2024】動画編集ソフトおすすめランキング

仕事として使うなら、Adobe「Premiere Pro」一択のようですね。
しかし、少しお高いですわね💰

プロとしてやる気はないし、初心者~中級向けで探します。
Macは持ってないので、Windows版です。

無料に越したことはないのですが、無料には無料のワケがある、というのが持論なので、1万円以下で買える以下の2つを候補にします。

・CyberLink社の「PowerDirector」
・WonderShare社の「Filmora」

この2つは、画面を見るとそっくりですね。
価格帯も近く、どっちでもいいんじゃないか、という気がします。
体験版を入れてみて、結局「Filmora」を買いました。

ちなみに、私のPCは7年前に7万円で買ったWindows 10 Homeのパソコンで、メモリ8GB、SSD256GBです。

一応Core i5なのですが、全体的に古くてスペックはショボく、しかも空き容量が10GB台という苦しい状況。

動画編集ソフトは、動作環境として空きが10GB以上必要と書かれていて、入るかどうか、動くかどうかギリギリでしたが、何とかいけました。

サウンドの素材集め

BGMや効果音は、無料で著作権フリーの素材がたくさんありました。
利用規約を確認すると、趣味で作る範囲なら問題なさそうなので、適当にいくつか候補をダウンロードします。

BGMだけでもいいのですが、どうせなら効果音を入れたいところ。
今回はアクション超大作なので、爆発音やヘリコプター、バイクの音を用意します。「乗り物」カテゴリを探せばいくつか見つかります。

おそらく、初心者にとって時間がかかるのはここでしょうね。
目的のサウンドがパッと見つかれば早いですが、なかなかイメージ通りの音が探せない場合には時間がかかりそうです。

ちなみに、動画編集ソフトにもいくつか用意されていたようでした。

いよいよ編集

動画編集ソフトに素材をまとめて読み込みます(インポート)。
ドラッグ&ドロップでもOKです。
「メディア」というところに入るようです。

で、画面下のタイムラインにドラッグ&ドロップして並べていきます。
まるまる使うのではなくて、1個1個の動画のうち、使う部分だけをトリミングします。

1.音楽を入れる
2.動画(クリップ)を並べる
3.テキストを入れる
4.効果音を入れる
5.切り替え効果を入れる

こんなもんでしょう。

切り替え効果(トランジション)で使ったのはフェードイン・フェードアウトくらいです。
あまり効果を使いすぎるとうるさい動画になりそうなので、控えめの方がようさそうです。

大まかに作るのはさほど難しくはありませんが、そこからの微調整の方が面倒くさい。

何度繰り返し再生をしたことか。
30秒以下の短い動画なので何とかなりましたが、長い動画を作る人は大変でしょうね。

動画ファイルの出力(エクスポート)

「エクスポート」ボタンを押して、動画ファイル(*.MP4)を書き出します。
その際に、サムネイルになる画像を指定できるようです。
用意してなかったので、動画内の1シーンを指定します。

今回の動画は30秒弱しかないので、動画ファイルの出力はほんの数秒でした。サイズは15MB程度でした。

公開

「Vimeo」か「YouTube」のどちらかを検討して、結局「YouTube」に公開することにしました。
やり方は、世の中に山ほど情報があるので、さほど迷わずにできました。

最初は非公開にして動作を確認。
noteの記事投稿の直前に、「公開」に切り替えました。


だいたいこんな感じ。
雑ですが、誰かに対してのノウハウというより、自分用の備忘録のようなものなので、役に立つかどうかは分かりませんがご容赦を。

結構文字数も増えたし、疲れてきたのでこのへんで。



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