言葉足らずの片想い “同窓会”

「同窓会」は村下孝蔵さんの26枚目のシングルで1998年10月発売
翌年1999年6月に村下さんが急逝されたので、これが最後のシングルになった
同曲が収録されている「同窓會」というタイトルのアルバム制作中の突然の訃報だったらしい
動画に使用した音源はアルバムバージョンですが、シングルバージョンは普段のレコーディングでは何故か自らギターを弾かない村下さんが、ご自身でギターを弾いて収録したそうです
二人三脚で曲作りをしてきた村下さんと須藤プロデューサーの関係にひと区切りをつけるような感じを同窓会に込めていて、興味深いのは須藤氏によれば「初恋」の続編という意味合いもあるらしい
「初恋」を経験した“僕”は「気持ちをいえなくて せつなさ握りしめ」卒業し、大人になって学生時代を懐かしんでる…


動画は村下孝蔵さんの楽曲「同窓会」の歌詞を使ってお絵描きAIが生成した画像で、私の学生時代の心象風景を表現してみました

「言葉足らずの片想い “同窓会”」

高校時代、片想いのあの子
君はただのクラスメイト
卒業式の朝、君は僕の席に来てメッセージカードを手渡してこう言った

君「メッセージ書いてくれる?」
僕「うん」
君「全員に書いてもらったつもりだったけど、数えたら一人足りなくて」
僕「…」
高校最後の想い出は僕のことを「忘れてたぁ」と無邪気に話す君の可愛い笑顔だった

あれから二十年…
街で偶然君を見かけた
君は中学生ぐらいの女の子と一緒で、君を見て立ち止まる僕に気付いた君は「久しぶり」と声をかけてくれた
君が僕を憶えていてくれたことがただうれしくて…

それから二十年…
どうしてなんだろう あの頃をいつも思い出してる

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