【最終報告書】スキルゼロの状態から空き時間にイラストを練習したら、どんな変化が起こるのか?
こんにちは。
新しい働き方LAB研究員のよしかわです。
※新しい働き方LAB研究員制度についてはこちら
研究員として約半年間の期間を過ごしました。
思うように活動できないことばかりで、
進む速度は本当に遅く、
他の研究員の方々から見たら止まっているように見えるくらいでしたが、
そんな中でも、自分なりに活動を続けてきたまとめを
この報告書に残したいと思います。
長いのでまずは結論から。
<結論>
働き方に結びつけることまではできなかったが、
何かを作り出す喜び・チャレンジする楽しさを知ることができた。
思うような活動ができなかったので、
大した結論を導くことができたわけではありませんでしたが…
私の中では大きな意味を持った半年間でした。
詳細は以下に続きます!
◆実験の目的と背景
この実験は、単純に「絵を描いてみたい」という思いから始まっています。
絵を描きたいという思いは、小学生くらいからありました。
周りに絵を描くのが好きな子が多かった影響もあると思います。
また、私は小さい頃から絵本が大好きで、
保育園では、絵本がたくさん読みたくて仕方なかったらしく、
泣きながらお願いして、本当は借りられないような量の絵本を
特別に借りさせてもらったりしていました。
絵本はその内容はもちろんですが、色々な絵を見るのが好きで、
絵の世界に浸って癒されています。
大人になった今でも、
時々図書館で絵本を借りてきたり、
(小さい子に混ざって好みの絵本を夢中で探します…!)
家にあるお気に入りの絵本を出してきたりして眺めています。
そんなこんなで、私は絵が好きです。
そして、絵を描くというのに憧れを抱いていました。
どうして強い憧れがあるのに描いてこなかったのかというと、
絵に対する苦手意識があったからです。
おそらく、周りに絵が上手い子がたくさんいて、
周りの子と比べてしまっていたからだと思います。
何となく自分で絵を描くことのハードルを上げていってしまい、
気づけば苦手意識を引きずったまま大人になっていました。
そのまま、絵を描くということからはどんどん遠ざかっていました。
そんな時、たまたま世の副業ブームのようなものにより、
クラウドソーシング、そしてランサーズというものを知りました。
どんなものか分からないけれど、とりあえず登録だけしてみようかな…
と、アカウントを作りました。
そこでたまたま「新しい働き方フェス」というイベントに出会って目にした
「誰だって 私だって やってみていい」
という言葉。
そして、そこから新しい働き方LABの研究員制度を知り、そこで目にした
「面白くなくてもユニークでなくてもいい」
「上手くいってもいかなくてもいい」
という言葉。
「やってみたいと思っているのに、やってみないのはもったいないのではないか?」
「自分でも何かできることがあるのかもしれない…!」
「チャレンジしてみてもよいのかも…?」
と思いました。
素敵な研究員制度に背中を押され、
思うがままに企画を書いて応募しました。
そして、当選の連絡。
メールを見たときはすごくドキドキワクワクしました。
実は、私は複数の自主企画に応募していました。
複数の企画が通るということを全く考えず、
「やってみたい!」という気持ちが先走ってとにかく応募。
そのうち3つの企画で合格を頂くという結果になり、
とてもありがたく嬉しい反面、どう計画しても、
「今の私がこれを並行して進めたら、確実に無理がくる…」
という状況に。
やりたいという思いは捨てきれないし、
辞退したら、選んで頂いた運営の方には申し訳ないし…
と何日も頭を悩ませました。
しかし、全部中途半端になっては仕方ないし、
自分の他の生活を犠牲にすることはできない。
そう結論を出して、他の実験は辞退することに。
「自分で何かを作ってみたい!」
という思いが強かったので、このイラスト実験に絞りました。
(1つに絞ったのにも関わらずうまく活動を進められない状態になってしまったので、絞って正解でした……。)
◆検証したいと思っていたこと
私の中で検証したかった点は
①スキルの上達度とかかった時間
②描くことによる自身の変化
この2つを主に考えて実験を企画しました。
①スキルの上達度とかかった時間
”すき間時間で練習してどれだけスキルが上達するのか”
という観点で、上達度や所要時間を検証したいです。
今までイラストを描く機会なんてほとんどなく、スキルはなしの状態。
それどころか、イラストどころか創作活動とは全く無縁の状態です。
今まで苦手意識から避けてきてしまったので仕方ないです。
憧れはあるものの、全く関わった経験がありませんでした。
その状態から、どれくらいの時間の練習で、
どれくらい上達できるのか。
また、練習時間がこま切れでも上達はできるのか、
独学の練習でどこまで上達するのか、
ということを検証していきたいです。
今回の実験においては、
”楽しみながら無理なくやる”
ということを掲げている
(というかそうじゃないと続けられない気がする)ので、
「楽しい・ワクワクする」
という感情を大切にしながら、練習に取り組んでいきたいと思います。
②描くことによる自身の変化
今まで創作活動とは無縁だった自分が、イラストによって表現をしていくことによって、どのような変化が起こるのか。
ということについても検証していきます。
「表現することで精神的に変化があった」
「イラストを日常生活で活用して役に立った」
「逆に上手く描けなくてイライラした」
など、何か変化があることを期待しています。
◆研究活動の概要
以下、研究計画書の内容に、⇒で内容を付け加えています。
①イラストの練習を行う
イラストの技術向上のため、練習を行っていきます。
ここ最近は本当に体調の浮き沈みが激しく、無理ができないので、
”この曜日に何時間”などと決めることはせずに、
できるタイミングで練習していく予定です。
⇒平均して1日1時間くらいしか活動はできませんでした。
練習方法は「これ」と決めているわけではありませんが、
・イラストの本やサイトや動画を参考にして練習
⇒本は最初だけ色鉛筆の本を数ページ読みましたが、他はほぼ使いませんでした。
・好きなイラストを真似してみる
⇒写実画ばかりで、イラストの真似をするまで至らず。
・描きたいものを描いてみる
という感じに考えています。
⇒自分の描きたいものを、色々な写真を参考にしながら描いていきました。
⇒使う画材は手軽さと発色の好みから色鉛筆にしました。
ゆるい感じ…ですが、何より「描きたい」という気持ちを大切にしていきたいです。
楽しさ重視です。
(実はどんなジャンルのイラストを描くかも決まっておりません…)
⇒ジャンルは写実画で、食べ物を主に描いていました。
②描いたイラストをSNSで公開していく
描いたイラストはできるだけSNSに投稿していきます。
きちんと完成させたものだけでなく、練習過程も投稿していくつもりです。
もう恥を捨てて、描いたイラストで公開できるものは全て公開していこうと思います。
恥をさらして心のトレーニングにもなって一石二鳥(?)ですね。
(完全にお目汚しになりそうですが…)
使用するSNSはTwitterを予定しています。
ハッシュタグを統一して投稿します。
共通のハッシュタグは……#私のイラスト実験 でいきます(今考えました)。
⇒これは実行できました。愚直にイラストを描いては載せる…と繰り返していました。
描くイラストのテーマを作ったほうがやりやすいかな、
とも考えていますが、
ほとんど描けない状態でテーマを作ると、テーマに縛られて描けなくて苦しむことになりそうなのと、
色々な絵を試して描いてみたいので、
初めは自由に描く予定です。
まだどんなジャンルのイラストを描くかも、
どんな画材を使って描くのかも、
何も決まっていない状態です…
初めは興味の向くままに色々描いていけばいいかなぁと思っています。
本当は「これ!」と方向性を決めてまっしぐらに進んだ方が成長速度は速そうなのですが……
よく考えたらイラストって色々あるよなぁ……
と最近気づいて(遅い)迷いまくっている状態です。。
描きたいものが決まってきたら、
何かのテーマやお題に沿って描いていくというのも面白そうだなと思っています。
⇒結局食べ物の写実画ばっかりでした。
⇒他ジャンルに手を出すまで至らず。
③イラストを描くことで起こった変化などを記録する。
1~2週間ごとに、イラストを描くことに関連して起こった変化について記録していきます。
日常生活に活かせた
絵を描いたら心がすっきりした
逆に上手く描けなさ過ぎてモヤモヤしてストレスになった
などなど……
飽きっぽいので途中で絵を描くことが苦痛になる可能性もあります。
その辺も正直にしっかり記録していきたいと思います。
記録する場所はnoteを予定しています。
⇒全く実行できず。研究期間中1度しかnote書けていません…
◆結論と根拠・気づき
①スキルの上達度とかかった時間
実験期間内で多少は絵を描くことに慣れたが、上達度は分からずに終わってしまった。
<根拠>
・上達の基準が曖昧すぎる。
イラストのテーマを絞っていたわけではないので、
比較したり点数をつけたりすることが難しかったです。
結果として、上達度を測ることができずに終わってしまいました。
・SNSの反応数は特に変化なし。
絵を描くたびにTwitterにはアップしていましたが、
反応数の変化は見られませんでした。
絵の上達度が低いという原因も考えられますが、
単純に絵の上手さと反応数は比例するものではないとも考えられます。
特に今回は、研究員の方々に公開しているアカウントでの投稿だったので、
反応の大半は、応援の意味を込めてのものだったと考えられます。
SNSの反応数で上手さや上達度を測るためには、
自分を知らない人、そして多くの人に見てもらえるように
アカウントや投稿の使い方を考えなくてはいけなかったなと思います。
ただ、研究員の方々から反応を頂けるのは、
すごくモチベーションアップに繋がっていたので、
投稿を続けていてよかったなと思います。
・採点をやめてしまった
自己採点・他己採点も変化がなさすぎて途中でやめてしまいました。
<気づき>
・絵のうまさを測るのは難しい。
基準のないものを測るのは難しいですね。
・上達度はそこまで気にしなくてもいいのかもしれない。
これは当たり前かもしれませんが…
上手く描こう、高い評価をもらおう、と思っていると
描くハードルがどんどん上がっていきます。
そんなんじゃ上達していかないし甘いのかもしれませんし、
何でもいいから適当に描けばいいというわけではないと思います。
しかし、それで描かなくなってしまったら、上達も何もなくなってしまうので、
特に最初のうちは、ある程度気にせずどんどん描くことは大事なのではないかと思いました。
楽しむことは大切にしたいですね。
②描くことによる自身の変化①
大そうな変化はしていないが、良い変化があったと言えるだろう。
<根拠>
・絵を描くことに対する苦手意識が薄れた。
苦手なものが一つ克服できたのは、嬉しいことです。
・絵を描きたいと思うようになった。
やりたいと思えることは、貴重なことなので、嬉しい変化です。
・物を作り出す喜びを知った。
自分の描いた絵を人に見せて、反応を貰えると嬉しいし、
自分の描いた絵を見返してみると、愛着がわいてきました。
何かを作り出す喜びを味わうことができました。
・「絵を描く」ということが新しい趣味になった。
趣味がほとんどなかった私に、新しい趣味ができたのは、嬉しい限りです。
絵を描いている間は、描くことに没頭できるので、とても良いです。
<気づき>
・苦手→苦手ではないという意識の変化だけでも自信につながる。
苦手だったことが克服できて、それが1つの成功体験にできました。
ちょっぴり自分に自信がついたような気がします。
・趣味が増えるというのはとても喜ばしいこと。
何もやる気が起きない時でも、絵を描くのは楽しい、
そう思える時もありました。
気晴らしの手段が増えたのは、生きる上でとてもプラスになっています。
・自分が作り出したものを褒められるとかなり嬉しい。
実験で絵を描く中で、何度も褒めて頂く機会がありました。
単純に、褒められるってすごく嬉しいですね。
②描くことによる自身の変化②
働き方に結びつけるような変化まではいかなかった。
<根拠>
・実際に何かに活かすようなことはできなかった。
仕事でも日常でも、何かに活かす場面を見つけることはできませんでした。
自分が何かを提供できるような需要を見つけるまで至らずに終わってしまいました。
・ただ趣味として描いているというだけにとどまっている。
本当にスローペースで少しずつしか活動ができていないので、
当たり前ですが、まだ趣味という範囲にとどまっています。
<気づき>
・趣味としては楽しめるが、仕事にするとしたらと考えると、そこは全く別の話。
これは当たり前のことですね。
今は趣味として、描きたい絵を描きたいように描いています。
それはもちろん、仕事となったらそうは行きません。
・好きなことでも、仕事になると付き合い方が変わっていくのだろう。
「好きなことを仕事にしよう」のようなことはよく聞きますが、
仕事にしたときに、好きなことを好きなままでいるのは、
なかなか難しいことも多いのではないかと感じます。
もし仕事にすると考えるとしたら、
うまい付き合い方を考えて探っていかなくてはいけないんだろうと思います。
しかし、その試行錯誤で悩むことで、
自分の大事にしたいものが見えてくるのかもしれません。
まだ今の私にはまだまだ遠い話ですけれどね。
◆研究に関する考察・これから
<考え方・価値観>
・自分で何かを作り出すことは楽しいと思えるようになった。
小さい頃は、意味もなくたくさんのものを作って遊んでいたと思います。
何かを作って、作れたことが嬉しくて、
親や友達など周りの人に見せて、そしてまた作る。
その楽しさを再び感じることができるようになりました。
・作ったものを見てもらうのは楽しいと思えるようになった。
作ったものを、「作ったから見てみて!」と、人に見せるのは、
恥ずかしさも大きいけれど、見てもらって反応を貰うことは嬉しいことだと感じました。
それは、何かを作る大きなモチベーションになります。
褒められたら単純に嬉しくなり、やる気が出ます。
ダメ出しされることも、時々はありましたが、
それもまたいい刺激で、悔しさからやる気に繋がりました。
・苦手なことでも手を付けてみると見方が変わる。
私は、ちょっとしたきっかけで苦手意識を持ってしまいがちです。
今でも苦手意識があることは山ほどあります
それでも、少しでもやりたいという気持ちがあるのなら、
チャレンジしてみると、見方が変わることが多いのかもしれない、
やってみないのはもったいないことなのかもしれない、
実験にチャレンジしてみて、それを深く感じることができました。
<具体的な成果・仕事・働き方への影響>
・仕事に繋げることはできなかった。
この短い活動期間と、活動量の少なさから当たり前のことですが、
絵を描くことはまだ趣味として楽しめるレベルにどどまっています。
仕事に繋げることまではまだイメージできていません。
・描いた絵を家に飾ってもらえた。
手描きイラストを描いていたのを見ていた家族が、絵を額に入れて飾ってくれました。
家に自分の絵が飾られているのは恥ずかしいような気持ちもするけど、
飾ってみると素敵に見えてきて、やる気が出ました。
そしてやっぱりすごく嬉しいです。こういうのは、ありがたいですね…。
・LABStoreへ出品ができた。
CreativeLABが運営している「LABStore」
CreativeLABに参加している人であれば、だれでも出品ができるショップです。
様々な素敵なクリエイターさんの素敵な商品が出品されています。
このショップができて、出品説明会に参加した時から、
こんなチャレンジを後押ししてくれる、素敵な場所があるんだ…
私もいつか出品してみたいなぁ…
と思っていました。
しかし、自分は思うように活動できていないし、
どうしても周りと比較して引け目を感じていたのもあり、
こんな自分がこんな素敵な場に出品してよいのだろうか……と、
商品作りには踏み切れずにいました。
しかし、その思いをTwitterで呟いたところ、
背中を押してくれるコメントをいくつかいただきました。
そして、こんな素敵な機会があるのだから、やってみないともったいない!
と思えて、出品に至ることができました。
これは私が初めて作ったTシャツのページです。
自分の商品を作ることができるなんて、もう何だか夢のようです。
本当に素敵な機会をありがとうございました。
後押ししてくださった方々には本当に感謝しております。
<これから>
・創作すること
この実験で、絵を描くことの楽しさや、
自分で何かを作り出すことの楽しさを知ることができたので、
楽しいと思える限り続けていきたいと思っています。
実験期間中は、絵の練習というよりは好きなように描いていくという感じだったので、
少しは、絵の描き方を学習したり研究したりしてみようかな…とも考えています。
何にせよ、無理のない範囲で続けていきたいと思います。
・働き方について
このLABのテーマである「働き方」
これについては、今回の実験とはあまり繋げられませんでした。
しかし、自分の働き方を考えるとてもいい機会になったので、
ゆっくり焦らず考えていきたいと思います。
◆全体振り返り
ここからは全体を振り返って、感じたことをまとめていきます。
・他のメンバーさんから学べることが多かった。
自身の研究からだけでなく、他人の研究からも多くの事を学ぶことができました。
他の方々の活動報告は、全て見れているわけではありませんが、
(本当は全部見たいです……!)
見るたびに何かしら学びがあって、視点が広がりました。
そして、研究だけでなく、生き方も、他のメンバーから学ぶことが沢山ありました。
私は摂食障害やうつ状態が続いて、研究活動中に会社を退職しました。
(休職のつもりでしたが休職制度のない会社だったので退職)
無職になり、もうきっと働けない、どうしよう、
不安でいっぱいでした。
今もその不安は続いています。
しかし、この働き方LABで、色んな人の働き方・生き方に少しでも触れることができて、
そっか、こんなやり方もあるのか。
と視野を広げることができました。
今まで自分の進む道で、前しか見れていなかったものが、
少し、周りの景色も見ることができて、
他の道を知ることができました。
もちろん、「この道は自分には難しいなぁ…」
と思うこともありました。
でも、
「この道は厳しそうだな、だったらこっちの道がいいかな」
「これは真似できないけれど、やり方を変えたら自分でもできることがあるかな」
と広げた視点で考えられるようにもなりました。
・他の研究員の方の支え
ここまで来るまでに、他の研究員メンバーからの支えが沢山ありました。
いや、ここまで来るって、ただイラスト描いてアップして…というだけじゃないか。
そう言われてしまうのも仕方ありません。
確かに他の研究員の方々のように
何かのスキルをどんどん学んで進んでいったわけでもなく
働き方に直接つながることをしたわけでもなく
できたことはほんのわずかなことだと思います。
しかし、それでも、
他の研究員の方々の
温かい言葉や反応がなければ、ここまで続けられなかったと思います。
(続けるというほど活動できてないという事実はさておき)
・貰ってばかりでほぼ何も提供できなかったのは反省
このコミュニティからは、色々なものを貰いました。
運営の方々が企画してくれたイベントに参加させて頂いたり、
SNSで温かい言葉や反応を頂いたり、
色々な方のnoteを読ませて頂いたり、
色々な方の発信から元気を頂いたり…
本当に、たくさんのものを頂きました。
私自身は、なかなか積極的な活動ができず、
Slackでアンケートを募っている方がいても気づかずスルーしてしまったり、
(見返して、あー!ってなります。本当申し訳ないです。)
Twitterではコメントを頂くばかりで、自分からコメントできなかったり、
(コメント書くのに時間をかけすぎてしまいエネルギーが尽きてました)
だからと言って、何か情報や技術を提供できたわけでもなく…
とちょっと悔しいような、反省点です。
・もっと活動したかった
上記の反省点ともつながりますが、
単純に、「もっと色々活動したかったな…!」
という思いが大きいです。
精神的に調子を崩していたのもあるし、
SNSが苦手だったり、パソコンやスマホが苦手だったり
時間を作るのが下手だったり
(全部言い訳にしかならないけど)
そんなこんなで、あまり活動が出来ないまま時間が過ぎてしまいました。
自分の実験も、「最後まで走り抜けた!」とはお世辞にも言えない内容です。
定例ミーティングに関しても、
どうしても時間の都合がつけられず。
素敵なコミュニティで
素敵な交流があって
素敵なイベントがあって……
こんなに活動が出来ない私が所属しているのが申し訳ない、
という気持ちも正直かなりありましたし、
単純に、
もっとたくさん参加したかったな!
というのが素直な感想です。
これが今の自分の中では割と精一杯だったので
仕方ないかな、という感じでもあります。
…でも悔しいな。素敵なコミュニティだったので、余計に。
・何かにチャレンジするハードルが下がった
今までは「どうせ自分なんて…」という思考や
「上手くできなかったらどうしよう…」という思考が強くて、
何かやってみたい、と思っても、一歩踏み出すことが容易ではありませんでした。
残念ながら
「新しい働き方LABに参加して、上手く成果が出せた!」
というようには行きませんでした。
しかし、
「上手くいかなくてもチャレンジしていいんだ」
このコミュニティに参加して、そう思えるようになりました。
それは私の中で大きな変化です。
それは、どんな小さなチャレンジでも、たとえ失敗したとしても、
「やってみた」「踏み出した」ことを評価して、褒めて、応援してくれる。
そんなこのLABのおかげです。
研究が思うように進んでいない私でも、
弱音垂れ流してる私でも、
受け入れてくれる温かさがある。
本当に、「どうしてこんなに優しくて温かいのだろう…」
というようなコメントや応援を頂いたことが何度もありました。
そんなこのコミュニティに入れたからこその事だと思います。
本当に、感謝しています。
◆さいごに
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
何かのデータを取れたたわけでもなく
何かの分析ができたわけでもない
実験の報告書とは言えないようなものになってしまいました。
大して活動はできていなかったけれど、
思い入れはすごく強いものになりました。
これは、私が研究員活動中に描いたイラストたちです。
半年の研究期間でこれだけしか描けませんでしたが、
自分としては頑張ったと思います。
何より、全て“楽しんで”描けました。
精神的に調子が悪いときは頭がうまく働かなかったり、逆に色々考えすぎたりしてしまうのですが、
そんな時に絵は没頭できたので、相性が良かったのかもしれません。
並べてみると、少しは成長してる……かな?
活動をしている中、職場や家庭環境のストレスからか
(原因が色々絡んでいて自分でもよく分からないのが正直なところです)
摂食障害やうつ状態がひどくなってしまい、
途中からあまり活動できない状態になってしまいました。
計画段階からハードルを下げに下げた実験内容すら
ほぼ実行できなくなりました。
周りの方々が、日々活動して、頑張って、進んでいくのを目にしながら、
このまま私が所属し続けていいのか、と考え続けていました。
(正直今でも考えてしまいます)
もう辞退するしかないんだろうな、と思い
実際に運営の方に辞退のDMを書いていました。
しかし、気持ちが落ちている時に、Twitterでコメントを頂いたり、
少し活動できたことを発信すると、反応を頂けたり、
折れそうな心を、何度も支えてもらいました。
その結果として、辞退せず自分なりにやっていこうと思えて、
ここまで来ることができました。
もしかしたら、自分には無理をしていたのかもしれません。
精神的な面から体調を崩し、会社を退職して休養している自分に、
「働き方」LABというのはハードルが高かったのかもしれません。
(相当ハードルを下げた内容だったので、無理も何も、活動できてなかったでしょ、と言われればそうなのですが…)
しかし、この報告書を書くまで続けてこれて、
何と、中間報告で特別賞まで頂いて、
自分の商品までつくることができて、
少しでも仲間と交流ができて、
ちょこっとでもイベントに参加できて、
(耳だけ参加OKがありがたかったです…!)
たくさんのことを得られて、
楽しいと感じることができて……
そう、楽しいと感じられたのです。
今の私は、ちょっと心が疲れているのか、
楽しいとかやりたいとかの感情を、感じにくくなっている気がします。
仕事を続けられなくなり辞めてから、
家でゆっくりできるのはいいのですが、
虚無感を感じながら過ごすことが大半でした。
何をしても大抵は楽しくも嬉しくも感じないし、
何をやりたいとも思えない。
実験だって、活動するエネルギーが出てこない……
ということも、かなりありましたが、
ちょこっとでも活動してみたり、イベントをのぞいてみたり、
そうしてみると、楽しいという感情が生まれてくる。
それは私にとってすごく貴重で、大切な場になっていました。
私のこれからのことは、正直まだ何も決まっていません。
せっかく好きになったお絵描きは、何に繋がるかはまだ分かりませんが、
ゆっくり続けてみたいと思っています。
今は一度会社を退職して、休んでいる状態です。
まだ自分の力でお金を稼いだこともなく、
進む方向も全く決まっていません。
この新しい働き方LABの中では、色々な生き方働き方を知りました。
もっと色んなことにチャレンジしてみたくもなりました。
私も、焦らずゆっくり、自分の進む道を探って
少しずつでも進んでいきたいと思います。
私を温かく受け入れてくれたLABの皆様、本当にありがとうございます。
応援してくれた皆様のおかげで、ほんの少し自信がつきました。
活動自体はあまりできなかったし、
働き方からは遠い内容になってしまったけれど、
私はこの新しい働き方LABに参加して、本当によかったです。