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ブラジリアン柔術について教えて⑥ ~ポイントの種類編①~

私は会社勤めの傍ら、大阪にあるブラジリアン柔術専門ジムに通っています。ここでは、日々の練習やブラジリアン柔術について書き記したいと思います。最近、柔術の試合が増えていることもあり、本日はブラジリアン柔術のポイントの種類について詳しく見ていこうと思います。

ポイントの種類って?

ブラジリアン柔術は、関節技や寝技、組技中心のスポーツですが、試合は基本的には、ポイントゲームで勝敗の決着がつくことが多いです。つまり、制限時間内にポイントをより多く取った方が勝利となります。ブラジリアン柔術のポイントは、下記の点数ごとに区分されます。それぞれのポイントは、競技者が3秒間ポジションをキープ出来た場合に限りレフェリーより与えれます。ただし、一本勝ち(サブミッション)を極めることでポイントに関係なく、勝利となります。

・2点:テイクダウン、二―オンベリー、スイープ
・3点:パスガード
・4点:マウント、バックマウント、バックコントロール
・アドバンテージ:ポイントの獲得ポジションをキープ出来なかった
         場合に与えられる。

今回は、2点のポイントが入るテイクダウン、二―オンベリー、スイープのそれぞれの獲得ポジションについて詳しく見ていきましょう。

テイクダウンとは?

テイクダウンとは、柔道でいうところのいわゆる投げ技、つまり立っている相手を床に倒すことを指します。
お互いがトップポジションの場合に、一方の競技者が、
何らかの技を仕掛けていき、対戦相手を背中、横向き、尻もちを
ついた状態で倒し、3秒間トップポジションをキープ出来た場合に
ポイントが与えれます。
例えば、草刈り、両足タックル、片足タックル、アンクルピック、カラードラッグ等の技があります。

https://triforce-online.com/cache/img/jpg/w704_h396/contents_e354b6880b5ba229f28f425ff22c4150_jpeg.jpg

二―オンベリーとは?

二―オンベリーとは、自分の膝又は脛が仰向けになっている相手の腹、
胸、脇腹に置き、反対側の膝が地面に触れないようにしている状態で、3秒間維持する事を指します。
ポイントは、自分の膝が相手の鳩尾付近に置いた状態で、反対側の足は相手から遠くの位置で伸ばしておくことです。そうすることで、自分の膝に体重が乗りやすくなり、相手にプレッシャーを与えることが出来ます。
ちなみに仕掛かけられた相手は、かなり苦しい体勢になります。重要なことは、自分の膝でしっかり相手のお腹に体重をかける、プレッシャーを与え続けることです。

二―オンベリーの状態から、マウントに移行したり、腕十字等のサブミッションに繋げることも出来るため、使いやすいポジションの1つです。
英語でいうと、knee on the belly、直訳すると、お腹の上に膝です。
分かりやすい動画があったので共有しておきます。

スイープとは?

スイープとは、ボトムポジションにいる競技者が、トップポジションにいる対戦相手にガードを仕掛けている状態で、上下の態勢(ポジション)を入れ替え、トップポジションを3秒間維持する事を指します。

スイープの技は、ガードから仕掛けてポイントになるので、
ガードの数だけスイープがあり、簡単な技もあれば複雑な技もあり、種類が豊富だと思います。

英語でいうと、スイープ(Sweep):掃除する、一掃するという意味ですが、そこから派生してブラジリアン柔術では上下のポジションを入れ替える事を指します。柔道でいうと、足払いの事です。
代表的なスイープ、シザースイープの動画あったので共有します。

まとめ

今回は、2点が獲得できるポジションについて解説しました。ポイントを理解・意識した上で、試合や練習に臨むことが大切です。至らない点がありましたら、コメント欄にてお願いします。

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