我が子のホロスコープ に妊娠中の私が救われた話。
占星術を学び始めてから一番よく見ているホロスコープ は自分と我が子かもしれない。
子どもの月は1ハウス。
そこに火星 土星コンジャンクション、金星と海王星はスクエア。
火星土星は月を鍛える方向に出るかもと思いつつ。
今ちょうど月の発動期だが、本人の中でも葛藤が多い。そしてマザコン(これはかわいい…。)
ホロスコープ は共通性はあるものの、そこからの解釈は文書問題のような多面的な部分があると思っている。
特に、これからはますます違った読み方になってくるのではないかと。
月は子から見た母親も表す。
このアスペクト達って…
どれだけガミガミババアなのか、私は。。。
ふと、月は妊娠中の母親の状態であることも思い出した。
ちなみに、私の月は冥王星とオポジションである。そこに海王星が調停。
母は祖母に男児を産めと迫られていたからまぁ、何かそんな感じに見える。
私の妊娠が発覚し、次回は心拍が確認できそうだというまだ初期も初期の頃。
義姉が心筋梗塞で突然倒れて運ばれた。
既に悪阻が始まっていたが、それどころではない。急いでICUへ向かった。
実姉よりも気が合い、なかなか子宝に恵まれない私たち夫婦と義両親の間にうまく仲立ちとなってくれていた義姉。
やっと、やっとあとちょっとで報告できるかもしれないのに。
祈るってきっとこういう時にあると思った。
そんな義姉は奇跡の生還を遂げた。
入れ替わるように私は悪阻で起き上がることも困難となり、やっと仕事に復帰したと思ったら今度は切迫流早産で寝たきりからの入院。
正期産に入っても胎児の心拍が不安定で入退院を繰り返していた。
その間に元気に数キロ歩いてこまめにお見舞いに来てくれていたのが例の義姉。
初期の頃にICUに運ばれて意識不明で危ないですと言われていた人に後期には見舞ってもらう妊婦なんてそうそういないだろう。
他にも本当に色々あったのだが。
妊娠中の一心同体の期間は喜びだった。
それは間違いない。
けれども我が子のホロスコープ を見た時。
苦しそうながんじがらめの月を見た時。
ああ、やっぱり私は辛かったのだ。
よくがんばったな。
と、ホッとした。
誰にも言えず、自分でも押し殺してしまい込んだ感情が、そこには確かに刻印されていた。
こんな心理状態でごめんねと、子どもに申し訳なさもあるが、私の考え過ぎても被害妄想でもない、苦しみが、認められている気がした。
奥に仕舞い込んだ感情が昇華された瞬間だった。
そして私の心の中は
苦しかった記憶が頑張った記憶へと書き換えされた。
ひょっとしたら、同じような感情を味わった人が他にもいるかもしれない。
いつか、役に立てたらいいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?