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フロントフックを経験してひらめいた事

★を減らすと力の逃げ道を具体的に減らせるという話し。ファンタジーに思うかもしれない。もう知ってる話しかもしれないし、バカな話しかもしれない。でも、感じて考えた話し。そして、ルアーの動きは自然の原理原則に従っているはずだ。

 管理釣り場で、フロントフックは禁止になっている事が多い。自分が釣りを始めて、最初に教わったルールでも禁止だった。しかし、レギュレーションでOKならば反則では無いので試してみた。

 フロントフックはスプーンを介さずにスプリットリングにフックを付ける。その方がダイレクトにアタリが伝わるようだ。主に小さな豆ルアーと言われるスプーンを使った時に行われる。

 小さいスプーンは魚が飲んでしまい、エラを傷つけたり、飲み込んだスプーンを外す際に魚を過度に触ってしまう。それが元で火傷をした魚が死んでしまう危険性があるからなのか、小さなルアーを禁止している釣り場も多い。しかし、あまり釣りが上手く無い人は、ただ豆ルアーを使っても、ただフロントフックにしてもそもそも魚が釣れないし、投げられない。そして、たまに飲み込まれても持ち帰って食べるんじゃ無いかと思っている。困った存在は釣りが上手くてリリースが下手、もしくは魚を粗末に扱うアングラーだと思う。イワセン問題につながる話しだと思うがここでは触れないでおこう。

        ー閑話休題ー

 フロントフックを初めて使った印象はダイレクトにアタリを感じて非常に驚いた。そして、掛ける瞬間を楽しむことが出来た。なるほどこれは面白い釣り方である。しかし、以前似たような感覚を味わったと思い出した。

①ナイロンラインからPEラインに変えた時
②初めてエステルラインを使った時
③フライフックをスプーンに無理矢理付けた時

 まず①と②は糸の伸びが少ない、硬い?遊びが無いからアタリをダイレクトに感じたはずだ。

 そして③。これはまたインチキな話し。フックが無いからフライフックに無理矢理スプリットリングを付けた。フライフックの穴は小さいのでスプリットリングにやっと入っている状態。それをスプーンに付けたら、リングとフックの遊びがほぼゼロだった。どちらも、アタリがダイレクトに伝わる感覚があった。

 釣り具のどこかにはアソビがあり、それを通常の釣りの時にはアソビをアソビに感じてはいないと考える。

 そのアソビは、ラインの伸びだったり、竿のハリやコシ?だったり、ドラグだったり、ギアのアソビ(オールドリールの)だったりすると思う。どれも微妙な小さな要素なんだと思う。様々な要素が、魚が針に触る感覚(アタリ)を鈍らせている。上級者はダイレクトなアタリを敏感に感じる事ができ、また感じられるだけ感じたいから、自ずと高級な竿やリールを手にする。高級リールと安いリールのギアや部品の精度の差は本当に小さいはずだが、素人でもなんと無く感じると思う。(使った事ないけど…オールドから現代のリールにするとめちゃくちゃ感じます。)

 ここから本題に入る。★の部分に注目してみて欲しい。

一般的なスプーンでは…
ライン→スナップ★スプーン★スプリットリング★フックと取り付ける。(★3個)

フロントフックの豆スプーンは
ライン→スナップ★スプリットリング★フック(スプーン)と取り付ける(。★2個)

そして、バベルの動画でみたしもきんさんが勧めていたのがスナップは使用せずに
ライン→スプリットリング★フック&スプーンと取り付ける。(★1個)

★が少なければ少ないほど、アソビが少なくダイレクトなアタリを感じるのではないだろうか?★の部分は実際には接しておらずアソビがある部分であると考える。つまり、★は鎖のようにガチャガチャと遊びがある部分。そこを無くせば無くすほどアタリをダイレクトに感じる事が出来ると仮定する。

一般的なスプーンは★3個、一般的なフロントフックは★2個、しもきんさんのおすすめのスプリットリング直結方式は★1個だ。

★のガチャガチャする接続部分を無くす方法を2つ考えた。


◯ 作戦Aパターン〜普通のスプーンで
スプーンにラインを直接繋げば、★2個の接続となる。

ライン→スプーン★スプリットリング★フック

これは、ラインにスナップをつけてフロントフックにしたのと同様の意味を持つと言えないだろうか?スプーン本体がスプリットリングを兼ねた存在になる。そうしたらダイレクト感が高まるのではないか?

自作スプーンを作っているが、自分でドリルを使ってスプーンに穴を開ける。穴のチューニングをして、バリを無くし、滑らかに研磨する事でラインをダイレクトにスプーンに結んでも切れることは無いと思う。

具体的にはスプーンの糸をつける方をホビールーターで研く。普通は角張っており、ラインを結ぶと切れる。しかし、ゴムヤスリでバフがかかるほど研磨すれば、スナップやスプリットリングと同じようなレベルに磨く事ができるはずだ
(ダイレクトスプーン:DSとする)

◯ 作戦Bパターン〜フロントフックで
フックのアイにラインを直接結べば、★0個の接続になりダイレクト感が高まるのではないか?
餌釣りの脈釣りなど、仕掛けを竿の先からフックまで一本のラインで作ると思う。ヨリモドシ?を仕込まずに一本だと丈夫だしアタリも感じ取れると聞いたことがある。

具体的にはフックのアイに対してリーダーを結ぶ。そしてスプリットリングはフックのアイに対してつける。
ライン→フック(フックのアイに対してスプリットリング×2個とバベルなどの小さなスプーン)
(ダイレクトフック:DFとする)


どうだろうか?スプーンやフックを接続するリング部分。その★部分を削る事でアタリはダイレクトになるんじゃ無いかな?ダイレクトなアタリ。つまり、力の逃げ道を減らす。具体的に。

大きな鎖を引きずろうとイメージすると、持ち手に近いところから、ガチャガチャと力が伝わって引きずる動きになると思う。

ルアーの先の話し。小さな鎖の話。でも、例えば高級リールと一般的なリールのギアはどのくらいの差があるのだろうか?それから比べれば、とても大きな鎖の話しなんじゃないかな?

どう思いますか?それともやっている人はいますか?

ダイレクトスプーンとダイレクトフック。やってみようと思います。


楽しもう!!

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