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まるみ師匠にYouTubeライブでレビューしてもらった話
今年になって参加しているクリエイティブのコミュニティまるみデザインファームで『クリスマスのバナーを作ってまるみ師匠にレビューしてもらおう!』企画に参加したので、備忘録も兼ねて、ことの顛末を記録に残しておきます。
結論からですが、機会があればみんな受けるべき。
はじめに
狭義ですが、デザインにおけるレビューはアートディレクターやシニアデザイナーがヒラ(ジュニア)のデザインに「こうした方がいいよ」と意見をもらうこと。絶対変更すべきものだったり(視認性に問題があるとか)、複数案の一案になったり、更にデザインを向上させるためのアドバイスだったりします。
きっかけ
「これって公開処刑ですよね笑?」と思いましたが、デザイナー仲間から自分のデザインにフォードバックをもらうことに苦労していたので、チャレンジしてみようと思いました。結論としては、やってよかった。
要件/課題
クリスマスバナーの課題はこんな感じでした。
課題:クリスマスセールに関するバナーの作成
テーマ:「クリスマス」を感じるもの
テキスト:12.21 UPDATE SALE
作成サイズ:1200px×1200px
バナーはオリジナルに限る。架空のブランド名、キャッチコピー、飾り文字の追加OK。
バナー作成過程
課題/要件の整理→アイディアのまとめ→スケッチ→ソフトウェア(今回はAdobe Illlustrator)でバナーを作成→JPGで最終バナーを出力
課題/要件の整理
架空のブランドを設定してバナーを作成してよい、とのことだったので、、、
架空クライアント:まるみ百貨店東日本橋店 (イメージとして大丸の東京駅本店)
概要:クリスマスのセールが大催事場で12月21日から開催される。その告知がウェブサイトのバナーに表示される感じ
ターゲット:子供から大人まで(皆様に愛されるまるみ百貨店的な)
コンセプト/アイディア:「まるみ百貨店*東京日本橋店に12月21日に来てね!」
コンセプトやアイディアのまとめ→スケッチ→イラストレータで作成
以上を元にスケッチを始め、バナーの作成を開始しました。
デザインのポイントは日付を目立たせ、12月21日に何かあると知ってもらうことを一番を重要とした考えデザイン。楽しいクリスマスのイメージから、スノーボールやオーナメント(球形の飾り)を連想させる円窓からクリスマスっぽいもの(雪だるま、サンタ、トナカイ、プレゼントなど)が見える。配色はクリスマスの定番「緑・赤・ゴールド」。緑の背景は森をイメージで。ただし全体的に明るく。
フォントは、日本語と英語、明朝とゴシック体を使用するのでNoto Sans JPを使用。
![](https://assets.st-note.com/img/1734997055-hixpGb3YLQzDO5nguPeNmtBw.png?width=1200)
当初、雪だるま、サンタ、プレゼントの3つのパターンでバナーを作成したものの、髭とボタンだけでサンタってわかるようにする暴挙からサンタがうまく表現できず。また、スノーボール感も自分内では消化不良気味でした。
サンタがうまく表現できなかった時点でトナカイ登場。しかし「サンタのトナカイは確か8頭+赤鼻のトナカイで9頭だったはず」とトナカイが多すぎ問題が発生。結局トナカイの2頭立ては諦めました。
出来上がり後の混乱(笑)
その後、配色は緑と赤と思ったものの、奇を狙っても面白いかも!?色をモスグリーンと海老茶、ゴールドとピンクを使用して挑戦するも挫折。最終的にオリジナルの緑と赤の配色で提出しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734997281-ytgkS7fuGCIJW3oOPb9LNUX6.png?width=1200)
レビュー当日
レビューのライブ配信は日本時間の21時からですが、自分は日本と時差がある所に住んでいるので朝の7時から。日頃から猫に5時に叩き起こされるので、当日も早起きではなかったけど夜も明けたなかったです笑。パソコン前に6時50分くらからドキドキしながらスタンバってみました。
まるみ師匠のレビューの模様はYouTubeをご覧ください。まるみ師匠のライブレビューは非常に面白いので、デザインに携わる人ならだれでも見る価値ありです。
【追記】まるみ師匠にその場でイラストを加えてもらい、より冬っぽくなりなったバナーはこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1735257082-1BC89dSVl2IL7Ffn6sYzqt5w.png?width=1200)
感想
小学生の感想みたいですが「楽しかった」。繰り返しますが、機会があればみんな受けるべき。ライブ配信で出演もさせてもらえて大感謝です。
レビューを受けるならやっぱり直接がいい。なぜなら意見交換とか、受ける側のデザインの主旨などが説明出来るので。また同じデザイナーからのレビューは、よりよりデザインを作り上げる上で重要、と再認識です。
当たり前ですがクライアントからのインプットも、もちろん重要です。なぜならクライアントはデザインを使用する当事者だから。時としてフィードバックと言う名の変更指示・依頼が来ることも多々ありますが、デザイナーは「はいはい」とクライアントから要求されたことを要求された通り作るのではなく、クライアントの要望から本来実現すべきデザインを探り創り出すことが重要だと思いました。
レビューやフィードバックを一方的なものではなく、よりよいデザインを作るためのプロセスとして今後も大切にしていきたい、その再確認が出来たことも参加した収穫でした。
最後に忘備録
まるみ師匠のレビュー中にメモしたことを記録しておきます。
色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(BrightnessもしくはValue):自分はCMYKかRBGから色の色調(濃淡)で色を決めていますが、次回は挑戦。
「神は細部にやどる」だな:ちなみに英語では”The devil is in the details”と言う。英語だと悪魔なの。
絶対フォント感を身につけたい:加えてですが、文字詰め/カーニングをまるみ師匠が片目を瞑ってバランスを見ているとのこと。こちらも機会があれば挑戦してみます。他人から聞いた小ネタとして「文字列を180度回転させてみる」。
リピートツール:多分使ったことなかったと思う。
まとめ
大切なのでもう一度、機会があればみんなレビューを受けるべき。この機会を作ってくれたまるみ師匠、おりぞめのさちさんありがとう。
おりぞめのさちさんのレビュー配信記事はこちらです。
【駄】
すごく画面に小さく映っただけだったので、気づかれなかったかも知れないけど、トナカイの飾り物をつけて登場してみました。また、配信に備えて自分の後ろに映り込むと予想される本棚の掃除をしました。