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注意を向ける&仏性礼拝


GlobalGiving

今日はSENSプログラムを経済的にサポートしているGlobalGivingの方が視察に来られました。

GlobalGivingのホームページはこちら
https://www.globalgiving.org/

*GlobalGivingは、世界中のほぼ全ての国で、非営利組織、ドナー、企業をつなぎ活動するための世界最大級のクラウドファンディングコミュニティです。このプラットフォームは、他の非営利団体が資金調達、ツール、トレーニング、サポートを利用して地域社会に奉仕するために必要なリソースにアクセスできるよう支援しています。アメリカのワシントンD.C.に本拠地を置き、世界170カ国で19,000を超えるプログラムをサポートしています。2002年の団体設立以降、そのプラットフォームを通して調達された資金は約350億円に上ります。日本でも20以上の団体がGlobalGivingのプラットフォームを利用しており、特に震災復興支援などへの関心が高まっています。

一般社団法人大学女性協会
https://www.jauw.org/activity/gwinews202403/


参加しているSENSプログラムへの寄付もGlobalGivingを通して行うことができます。

https://www.globalgiving.org/projects/english-for-engaged-social-service-empowerment-program/

SENSプログラムに賛同してミャンマーからの難民やベトナム、インドの厳しい環境から来られている人のサポートをしてくださるからはご協力のほどお願いいたします。

今回は上海在住のスタッフの方がタイを訪れて、複数の団体の視察をしている中で、SENSプログラムを来られたそうです。

話している中で驚いたことがGlobalGivingの創設者の一人は日本人起業家の倉石真理さんであるということ

本当に日本のことを知らないなと感じました。

日本のNPOなども支援しているそうです。

The pure attention is a prayer

今日は午前も午後も普通の授業でした。

その中でふっと仏教とつながった言葉が
the pure attention is a prayer

直訳すると「純粋な注意(注目)は祈りである」

という言葉でした。

昨日・一昨日とコウカウンセリングで、人の話を聞く中で一番大切なことは話す人にpay attention(注意を向ける)ことだと教わりました。

純粋な注意を向けることは話している人が精神的な傷が癒える、又人生がいい方向に向かうことを祈ること同じ行為なのです。

この言葉と仏教のどこに繋がったかというと”仏性礼拝”です。

妙法蓮華経常不軽菩薩品第二十で説かれています

常不軽菩薩(じょうふきょうぼさつ、: Sadāparibhūta)とは、『法華経』常不軽菩薩品第二十に登場する菩薩である。彼は人をみると「私はあなた方を尊敬して決して軽くみることはしない。あなた方はみな修行して仏陀となる人々だから」と言い、人々にはずかしめられ打たれると、その場を逃げ、離れた場所から再び同じ言葉を繰返したという。そこでこの名がある。

Wikipedia

法華経ではすべての人が仏の心である仏性を持っており、仏になることができることを説いているお経です。

常不軽菩薩は、出会うすべての人に仏性があり、仏になることができるとその人を拝む”仏性礼拝行”を行っていました。

なぜthe pure attention is a prayerが常不軽菩薩の仏性礼拝につながるのかというと

純粋な気持ちで相手の話に耳を傾けて聴くということは、話し手に仏性があること、仏になることができることを信じることが一緒だと感じたからです。

どういう意味なんだろうなど疑問を感じたり、コメントしたいと思いながらも、話し手を信じ真剣に聞き続けることなのだろうと思いました。

私は人の相談を受けているときに話が終わる前に、「原因はこれだな」「こうしたらもっと上手くいくのに」と自分勝手にアドバイスが頭の中に浮かんできてしまいます。

しかし、その人が生まれつき持っている人間本来の可能性、仏教では仏性を信じることが大切であることを学びました。

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