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「ストレスが溜まるゲームが好き」2022/2/15の日記
今日は45分レッスン1本、25分レッスン2本の日。
オンライン英語講師をしていると、生徒一人ひとりの置かれている状況が全く違うので、他人の人生ってみんな違うんだなぁと強く思う。
海外大学院出願のために英語面接の対策を希望する人や、仕事の同僚(海外の方)と英語でやりとりがスムーズにできるようになりたい人、または特に理由はないが英語が楽しくて勉強したい人など、英語を勉強している人の目的が全然違う。
現役教員の頃は生徒の年齢が全部揃っていたので、人生の中で異なる時間帯にいる人たちに似たようなレッスンをするのは新しい経験だった。
英語を伸ばす仕事に就くことで得られる、いろんな人の人生に関わっている感覚は好きだ。人にダイレクトに役立っている感じがいい。
ただし、英語の語学試験で高スコアを取りたい、という人へのレッスンは断るようにしている。
「TOEFLのスコアを◯◯(めっちゃすぐ)までに〜〜点(めっちゃ高い)上げたいんです!」
という方にも何人かお会いしたことはあるし、オンライン講師として活動を始めたばかりの頃はとりあえず対策レッスンもしていた。
ところが、とある方はTOEFLのスコアが全然伸びそうになく、しかも大学受験で英語の試験免除のためのTOEFLだったらしく、
「TOEFLのスコアは無理そうなんで、センター入試の英語を教えて下さい!」
と切り替えをお願いされたことがある。
そこで断った。
英検とかTOEFLとか、語学試験でスコアや級を目指して勉強するのはいいことだと思うが、試験の翌日から勉強が止まってしまうならその英語の勉強は無駄。そこまで教えてきたTOEFLのレッスンの時間が全て無駄になるのも個人的に抵抗がある。
レッスンを継続受講してくれる生徒さんも安定してきた今では、語学試験のためだけのレッスンを希望してくる方のお願いはお断りしている。
精神衛生上、大変よい。
オンライン講師になってから、英語のテストを作る作業から解放された。
単語テストを含むレッスンもやってはいるが、点数をつけて成績にするものではなく、単語を使って文章を作り、その場で添削しながら英語表現や文法の使い方まで幅広くカバーする形式をとっている。
なので、現役教員時代のように細かく単語テストを決まったページ数ごとに行い、生徒に採点させて回収、それを成績管理のエクセルに落とし込んで・・・という作業は一切しなくなった。
もちろん、中間・期末テストも作る必要なし。
学校では当たり前のように行われていた試験や小テスト、実は誰も幸せになっていなかったんじゃないかとさえ思う。教員も作問や回収、成績管理に手間暇がかかる。生徒も勉強が大変。
実は、定期考査は作る側も大変なのだ。
教科書や問題集からまんべんなく出題しないといけないし、問題形式も微妙に変えたり、勘で正解出来ないように形式を工夫したり、問題数と難易度も時間内で解き切れるくらいにする絶妙なバランス調整が求められる。
それから解答用紙の解答欄の数や合計点数が100点になるように確認するとか、めちゃくちゃ細かい作業が目白押しなのである。
細かいミスなら試験中に発覚して修正がかかる程度でいいのだが、これがまた厄介。教員間で「またあの教科は作問ミスがあったのか」みたいな雰囲気になる。精神衛生上、よくない。
毎学期の定期試験の作成には、教科ごとに「作問責任者」なるポジションが割り当てられる。試験作成の総責任者だ。
これになったこともあるし全然いいんだが、試験問題と解答用紙を作成したら、同じ教科を担当する教員にダブルチェックをしてもらわないといけない。
このダブルチェックが遅れると、修正も遅れて入り、問題用紙の印刷が遅れ、冊子として綴じ込み(印刷された紙を手作業で折る)の作業が夜遅くになってしまう。何百人の生徒が受ける試験の問題冊子を手作業で作っていく。俺は何屋なんだ?
結局チームプレーというか、全員の承認が必要なので、一番仕事が遅い人に仕事の軸が合うことになる。しかも、仕事が遅い人もその人のせいで仕事が遅くなったわけではなく、保護者対応などの突然降ってわいた重大ケースに対応していて遅くなっていることも多々ある。(そうじゃないこともある)
誰も悪くないのに、帰るのが遅くなる。
そんなこんなで・・・試験はヤダ。
iPhone11。
最近ちょっとずつ操作に慣れてきた。
ただ、こいつのface IDにちょっと問題があることがわかった。
ヘッドホンをつけてる状態だとface IDでロック解除ができない。
仕事上、日中はヘッドセットをつけていることが多く、いちいちヘッドセットを外すのもおっくうだ。顔面のパーツは一緒なんだから、どうやら輪郭の部分で「お前、誰やねん」とはじかれてしまっているらしい。
iPhone13とかならこの辺は解消されているんだろうか。
夜はめちゃくちゃゲームをしている。
これも最近気がついたのだが、なんだかストレスが溜まるゲームが好きらしい。
ここ数ヶ月はずーっと「ピクミン3」をやっている。
ピクミン3にはストーリーを進めるメインモードとミッションをこなしていくタイムアタックモードのようなものがあり、最近はタイムアタックモードばかりをやっている。
これ、ストレスが溜まるのに、やりこんでしまう。
ちょっとピクミンを投げる場所が遠いだけでフルーツを運んでくれなかったりするし、壁際で死んだ敵キャラを運ばせようとすると壁にぶつかって運ぶのを勝手に諦めたりする。そこは頑張れよ。
こういうちょっとしたミスがここぞという時に起こるので、今日も結局やってしまう。RTAが流行るのも納得だ。
そして今日もドンキーのRTAトリロジーリレーを見る。