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aoming
Step#167|偶然それに気づいたから。
英語の入試問題を読んでいると、
serendipity(セレンディピティ)という
単語をよく目にします。
serendipity(セレンディピティ)とは?
素敵な偶然に出会ったり、
予想外のものを発見すること。
また、何かを探しているときに、
探しているものとは
別の価値があるものを偶然見つけること。
ふとした偶然をきっかけに、
幸運をつかみ取ることである。
(wikipediaより引用)
生命科学の歴史は、
セレンディピティ、
僥倖(ぎょうこう)の歴史です。
▼
なかでも
イギリスの細菌学者フレミングが
抗生物質ペニシリンを発見した
エピソードはその最たるものです。
細菌を培養していた皿に
たまたま外から青カビが飛んできて、
青カビが付いていた所だけ
白くなっていることに気づきます。
そこから着想を得て、
ペニシリンの発見に繋がります。
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偶然日常と違うことが起こった。
変化に気づく観察眼を持っていた。
着想を得られるだけの準備をしていた。
偉大な発見にばかり目が行きがちですが、
日常とは違うことが起きた時、
すぐに気づける鋭敏な感覚は
養っていきたいものです。