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ushiwoi
Step#627|これでいいのだ。
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再読です。
田中角栄元首相の秘書を務め、
勇名を馳せた著者が悔いなく
人生を送るために著した1冊。
●捨てる神に拾う神 もっと無器用に生きてみないか
(早坂茂三著)
失敗はイヤというほど、
したほうがいい。
死にさえ至らなければ、
何回も繰り返しひどい目に
遭ったほうがいい。
やけどもしたほうがいい。
五針も十針も十五針も縫うような
大けがをしたほうがいい。
そうすると
バカでないかぎり、
骨身に沁みる。
次回から不必要な
リスクを避けるためには
どうしたらいいか、
反射神経が身についてくる。
判断力、分別ができてくる。
これが成長の正体だ。
(中略)
人間にとって
いちばん大切なのは情だ。
世の中には志を果たせない人、
運が悪くてチャンスに乗れない、
つかめないという人が溢れ返っている。
こういう人たちに対して、
本当のいたわり、優しさ、侍で言えば、
’惻隠の情’を持てるかどうか、
これで人間の上等と下等が分かれる。
▼
今週は、
うまくいったことよりも
うまくいかなかったことの方が
多い1週間でしたが、
「これでいいのだ」
「すべては順境だ」
と思い込むために再読し、
上記の言葉に出合いました。
毎日、様々な情報が通過します。
現実の引力も強いです。
日記や読書を通じて、
自分の言動に「点」を打ち、
振り返る時間は、しっかりと
確保しておこうと思った次第です。
●今日の一歩
自分の周りで起きていることは
すべて成長の糧になる。
自分の周りで起きていることは
すべて正しいのだ。