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Step#589|ファイティングポーズを取り続ける。


アントニオ猪木さんの話の続き。

●最後に勝つ負け方を知っておけ。

たとえば、人生を一升瓶と考えた時、
半分まで飲んで、
「あ、もう半分しかない」と思うか、
「まだ半分ある」と考えられるか。
俺の場合は、後者。
可能性が50%もあれば、十分すぎる。

軽いフットワークで
何でもやってしまおうというのが俺の主義。

結局、常に100%の力を出せる奴と、
いつも50%の力しか出し切れない
人間の差というのは、
この心の持ち方の差ではないのかな。

もちろん、
50%の可能性で突っ走るということには、
ある程度の「開き直り」も必要であろう。
それは、恥をかくことに慣れ、
恥をかくことを恐れないことだ。

人間というのは、往々にして
恥はかきたくないというのがホンネだ。
自分をよく見せたいとも思う。

利口に見られたいと思うのはみんな同じ。
そうなるともう、自らをその枠にはめ込んで
抜けられなくなってしまう。

『最後に勝つ負け方を知っておけ。』 p43,44から引用


人それぞれ自分の色メガネで
社会や目の前の出来事を捉えています。

これまでの経験、培われた価値観、
周囲の目、言われた言葉などが
大きく影響を与えていることでしょう。

殴られる前に、倒れる人。
1回殴られて、倒れる人。
100回殴られても、起き上がる人。

周りを見渡せば、いろいろな人が
いることが気づきます。

彼が遺してくれた言葉を読み進めながら、
どんな状況になっても、
ファイティングポーズを取り続ける人で
ありたいと思った次第です。

●今日の一歩
誰もが色メガネで世の中を見ている。
どんな状況でもファイティングポーズを
取り続けるのだ。


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