Step#463|「ある」⇔「ない」に変わる。
▼
●午前十時の映画祭
先日見た、
「マルサの女」(伊丹十三監督)が
面白かったので、
続けて、同監督の
「お葬式」も見に行ってきました。
2つの映画の公開年を
調べると、
お葬式(1984年)
マルサの女(1987年)
私の幼少期と重なり、
今とは異なる時代背景が
手に取るようにわかります。
例えば、
誰もが場所を選ばず喫煙
テレビはブラウン管で厚い
組織の上層部は男性ばかり
千円札に描かれているのが伊藤博文
携帯電話は大型でショルダー式
▼
特にお葬式は様変わり。
静岡の田舎で育ちましたが、
お葬式は「家であげるもの」で
祖父母が亡くなった時も
作品で描かれているように
近所の人や葬儀会社の人、
住職が集合し、打ち合わせをし、
慌ただしく見送ったものです。
葬祭ホールで行うのは
地元の名士や議員、首長さん。
そういった認識でした。
▼
長い時間をかけて、
我々の生活スタイルが
少しずつ変化していきます。
やがて
「ある」が「ない」に変わり、
「ない」が「ある」に変わる。
価値が代替されたものは
商機を失い、
価値を創造できたものは
商機を得る。
●イノベーションと企業家精神
●今日の一歩
気づかない間に価値が細分化され、
商機が生まれている。
お金は目の前にたくさん落ちているのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?