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持っているアナログ・レコードまとめ

 こんにちは。大学のテストが来週に始まるけど、そんなことは気にせず久しぶりのNote記事を書いた。皆さんへの自分語りと、未来の自分に向けた文章になるかなぁ、あくまで簡易な紹介であり、詳細な内容のレビューでないことに注意。

 購入の経緯

 さて、僕が『アナログレコード』の存在を認知したのは、2022年(高2)の秋だった。9月にApple Musicと契約し、未知であった欧米の楽曲のリスニングにのめり込んでいった時期になる。
 その頃、Arctic Monkeysの新譜の発表に合わせて、その全アルバムが日本語盤帯付きで再発されていた。その記事を読んでアナログレコードについて知ることになったし、当時は彼らをたくさん聴いていた(今も好き!)から、1stのWhatever(略)と5thのAMだけでも買いたいと考えた。
 12月の期末テストの褒美としてWH-1000XM4を手に入れると、2000円のイヤホンを常用していた僕はあまりの音の差に驚愕するとともに、ますます曲を聴くようになった。
 そして、2023年の3月15日(奇しくもちょうど1年後に引っ越しの荷造りで部屋から諸々を撤去した)にターンテーブル・スピーカーを千葉のビックカメラで購入した。

 所有レコード紹介(購入順)


2023年


 2023年3月10日、ディスクユニオン千葉店で購入
 1枚目『Whatever People Say I Am That's What I'm Not(2006)』 Arctic Monkeys

タバコを吸っているジャケ、いけてる

 現代を代表するロックバンドArctic Monkeysの1作目。僕はこのアルバムから洋楽を聴き始めた。洋楽を聴き始めたいと思っている人にまず勧めたいアルバム。



 2枚目『AM(2013)』 Arctic Monkeys 

AM(彼らの略でもあるが)の通り、振幅変調を模したジャケ

 Whatever(略)と同時購入した同バンドの5作目。1曲目のDo I wanna Know?がYouTubeで20億、Spotifyの総再生回数は50億回以上(80億ほど?)。とんでもない人気を誇る現況最後の大ヒットロックアルバム。


 2023年3月26日、ディスクユニオン千葉店で購入
 3枚目『Favourite Worst Nightmare(2007)』 Arctic monkeys


帯が太い

 同バンドの2作目。1作目を踏襲したギターロックで、King Gnuらにも影響を与えた。最終曲の505が至高。


 2023年4月26日、タワーレコード津田沼店で購入
 4枚目 『KID A MNESIA(2022)』 Radiohead

裏面はAmnesiacのジャケ


 進化し続け、絶大な評価を得ているバンドRadiohedの4作目Kid A、5作目Amnesiacに加えて未発表音源を追加した3枚組。Kid AからRadioheadに入ったことはかなり後悔している。Creep→ベンズ→オケコン→キッドと辿りたかった。事実あまり聴いていないのでFFに売るつもりでいる。


 2023年5月26日、ディスクユニオン千葉店で購入
 5枚目 『OK Computer(1997)』 Radiohead

 同バンドの3作目にして、大傑作アルバム。30周年記念盤の3LPを購入しようとしたものの、見つからず仕方なく2LPの再発盤を買った。


 2023年6月25日、ディスクユニオンお茶の水駅前店で購入
 6枚目 『IS THIS IT(2001)』 The Strokes

セクシーなジャケット。膝だと思ったらお尻に手を置く写真。恥丘の上部も映っている


 同バンドの1stアルバム。初めて聴いた時は音の少なさに驚いたものの、しばらくしてハマる。5曲目のソロがかなり好き。


 7枚目 『The Bends(1994)』 Radiohead

エクスタシー感じているジャケット。けっこう有名かも


 同バンドの2ndアルバム。レディヘはこれが一番好き。時点でin rainbowsだと思う。オルタナティヴなギターロックの完成形ではないか。Black Starあたりがめちゃくちゃ良い


 2023年8月7日購入
 8枚目 『Jumpin' Jack Flash(1968?)』 The Rolling Stones


7インチシングル(日本盤)ストーンズの代表曲のひとつ。


 2023年8月17日、ディスクユニオン新宿ロックレコードストア、お茶の水店で購入
 9枚目 『Nothing But Theves(2015)』 Nothing But Thieves

 現在のUKロックシーンを代表するバンドの1作目。かなり好きなアルバムで、去年出た新作も購入を考えた。今年のサマソニで来日するので非常に楽しみ。


 10枚目 『The Car(2022)』 Arctic Monkeys

屋上に止めてある車はトヨタ・カムリ


 同バンドの去年出た新作。寝る前などに炭酸を飲みながら聴くと最高。来年は酒にしたい。車で父親に聴かせたらこんなん昭和歌謡やんと笑われて未だにムカついている。


 11枚目 『Absolution(2003)』 MUSE

CDとジャケットが異なる


 同バンドの2作目のアルバム。色々と壮大で好き。しかし、Time is running outだけしか聴いておらず、3000円で売りたいと思っている。


2023年9月24日、HMVの通販で取り寄せて購入
12枚目 『The Colour And The Shape(1998)』 Foo Fighters
 

色と形


 同バンドの2作目のアルバム。ポストグランジで一番好きなアルバムで、間違いなく僕の青春のサウンドトラック。国内ではあまり流通していないようで、あまり出回っていないように思える。


 2023年11月8日、ディスクユニオン千葉店で購入
 13枚目 『Wezzer Blue Album(1995)』 Weezer

さえない大学生感がたまらない

 同バンドの1作目のアルバム。パワーポップを代表するアルバム。Buddy Hollyなどはめちゃくちゃ聴いてる。Pinkertonもぜひ買いたい。


 2023年11月17日、Amazonで購入
 14枚目 『Turn on the Bright Light(2002)』 Interpol

 大学合格祝いで貰ったアマゾンギフトカードで購入。同バンドの1作目のアルバムで傑作。現代版Joy Divisionと言われているらしい。三作目が欲しい。


 2023年12月26日、HMVイオンモール成田で購入
 15枚目 『結束バンド(2022)』 結束バンド

CDとジャケが異なるのが最高すぎる。時計の針も発売日を指している


 23年最後に購入したのは、令和の世に復活した新時代のきらら系アニメ、ぼっち・ざ・ろっく! の楽曲集にして、邦楽史に残る傑作ロックアルバム「結束バンド」。22年にCDは購入してあり、その際に人生で初めて「アルバムを通して聴く楽しさ」を教えてくれた大切な作品。発売発表日に予約できたためオリジナル盤。海外でカセットも出るらしく、日本での発売に期待。

2024年

 2024年1月17日、タワーレコード渋谷店で購入
 16枚目 『reprica(2023)』 Vaundy


 20年代のロックアンセム怪獣の花唄を世に送り出した令和のロックスターVaundyの待ちに待たれた2作目のアルバム。彼の性格上、確実にレコードを出してくると予測していたところ、やはりLPが出され発表日に予約。4枚組で16000円という強気すぎる値段でも3日目までに売り切れるさまは本人とアナログ・レコードの人気の高さを表していた。ちなみに、発売数日でメルカリに200枚以上が転売されていた。どうにかしてほしい。恐らく、いち小売企業分の在庫は彼らが掻っ攫っている。本当に勘弁。


 17枚目 『That's the Sprit(2015)』 Bring Me The Horizon

実はCD入り

 現代最高のハードロックバンド、Bring Me The Horizonの5作目のアルバム。彼ら本来のジャンルからの脱却を図り、楽曲をオルタナやニューメタルの方面に寄せた名作。10年代版Meteoraのような作品で、聴いていて単純に気持ちよくかっこいい。最新アルバムも買うつもりでいるし、サマソニが楽しみでしかない!


  2024年2月5日、ディスクユニオン千葉店で購入
 18枚目 『PRELUDE TO ECSTASY(2024)』 THE LAST DINNER PARTY

お美しい……


 イギリス出身のガールズロックバンドThe Last Dinner Partyの一作目のアルバム。23年のデビューシングル「Nothing Matters」がヒットし注目を集め、ここ最近のイギリスで最も期待されている新人バンド(らしい)。日本でいえばBUCK-TICKのような音楽性のようと言っている人を見たことがある。踏み込んだことは全く詳しくないので言えないが。ちなみに先述のNothing Matters、サブスクではサビのFワードが修正?されいるが、LPではもちろんはっきりと聴こえて素晴らしい。


  2024年2月16日、ディスクユニオン千葉店で購入
 19枚目 『Loveless(1991)』 My Bloody Valentine

音楽性を体現した素晴らしいジャケット


 イギリスのバンドMy Bloody Valentineの2作目のアルバムで、シューゲイザーの金字塔と言われている名盤。23年のレコードを買い集めていた時期に帯付きの日本盤が出ていたため、状態のよいものを購入することができた。  爆音で流すOnly Shallowは極上。When You Sleepから終わりまでの全てがいい


 20枚目『After The magic(2023)

帯付きなものの、畳んで中に挟んである

 韓国のアーティスト、Parannoul(パラヌール、パランノウル)の3作目のアルバム。好評だった前作に比べてエレクトロを多く活用し、サウンドはとてつもなく美しいものに仕上がっている。


 2024年3月17日、タワーレコード渋谷店で購入
 21枚目『Foo Fighters(1995)』 Foo Fighters


 アメリカを代表するロックバンド、Foo Fightersの1枚目のアルバム。元Nirvanaのドラマーだったデイヴ・グロールがイチから作った曲(デモテープ)をアルバムとして出したもの。サブスク上の音源は打ち込み感がかなりあり敬遠していたが、LPを買ってみるとあまりの違いに驚愕した。


 22枚目『Post Human: Survival Horror(2020)』  Bring Me The Horizon

インドっぽい?


 同バンドが2020年に出した作品(彼らが進めるプロジェクトの第1弾)。よりニューメタルへと接近し、初期Linkin Parkと似たような曲を作ったり、日本のガールズメタルユニットBABYMETALとのコラボ曲もある。


 2024年5月11日購入、タワーレコード新宿店にて購入
 23枚目 『Nevermind(1991)』 Nirvana

名ジャケだけど、十年後くらいにはサブスクでモザイクかかってそう


 アメリカのグランジバンドNirvanaの2作目のアルバム。全世界で大ヒットし、グランジに代表されるオルタナティヴ・ロックをメインストリームに押し上げて名盤。めっちゃ好きだけど若干後半でダレる感があるかも。通して聴きやすいのはIn Uteroの方で、曲が好きなのがNevermind的な感じ。


  24枚目 『Like Marvin Gaye Said (What’s Goin’ On) 1995』 Speech


 アメリカの偉大なミュージシャンMarvin Gayeの曲をラッパーのSpeechがカバーした曲。以前からブログを読んでいた渋谷の12インチシングル店でおすすめされたもの。


 2024年6月4日、メルカリにて購入(国内未正規流通品?)
 25枚目 『To See the Next Part of the Dream(2001)』  Parannoul 

素晴らしいジャケ、韓国語の帯も珍しくていい


 同アーティストの2作目のアルバム。2021年にBandcampなどで発表されたこの作品は音楽オタクの間で大いにバズり、彼自身の知名度と評判を高めた傑作。多分僕の持つレコードの中で最もレア、家宝。


 2024年6月8日、HMV新宿ALTAで購入
 26枚目 『MEZZANINE(1998)』 MASSIVE ATTACK

ジャケットのクワガタムシは日本のノコギリクワガタらしい(加工入り)。ミスチルのベスト盤「骨・肉」はこれをパクっているとの記事を読んだことがある


 イギリスのトリップポップユニット、MASSIVE ATTACKの3作目のアルバム。サウンドはとにかく暗く陰鬱でベース音が強調されている、ときたま強烈なギターも入り、寝る前の夜に聴くととても心地いい。これがチャート1位を記録し、3曲目のTeardropはYouTubeで1億回も再生されているのだから、欧米人の感性は全然違うんだなと思う。同ユニットの1作目「Blue LInes」も最近ディスクユニオンに安く入荷していたので、欲しい。


 2024年7月4日、ディスクユニオン立川店で購入
 27枚目『Diary(1994)』 Sunny Day Real Estate

家族四人、誰もが俯き、誰とも目を合わせない。関係性が冷めきっているジャケ


 アメリカのバンドSunny Day Real Estate(直訳は晴れの日不動産?)の1作目のアルバムで、エモーショナル・ロック(エモ)の金字塔とされているらしい。感情のこもったボーカル、テクニカルで目立つドラムと、繊細なメロディラインが非常に良い。

おわりに


 テスト前の3時間を犠牲にして、5000字以上書いた。合計で27枚のレコードを持っていると判明。できれば、大学卒業時には好きなアルバムを100枚揃えるところまでいきたいと思う。どれだけお金がかかるかは分からないけれど。
 今度は、リスニング環境も紹介したい。ここまで読んでくれてありがとう。


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