はじめて糸綴じで製本してみた
こんにちは。高村芳です。
今年の目標に「コピー本をつくる」という項目があるんですが、できれば糸綴じでやりたいなあ、という思いがありました。
なので、練習がてら簡単なノートをはじめて糸綴じでつくってみました。
今回はその作業の備忘録です。
用意したもの
①本文用紙
→ちょいのま印刷開催の「余紙あげますキャンペーン」でいただいたものを活用しました。紙の種類はわかりませんが、少しグレーがかったA4サイズの紙3枚です。
②カッティングマット
③アルミ定規
④目打ち
⑤裁縫針
⑥刺繍糸
※写り込んでいるボール紙は表紙用に購入したけど、今回は使いませんでした。
あとはすでに持っていた、
⑦はさみ
⑧えんぴつ
を用意。これで道具の準備は完了です。
いざ、糸綴じ。
①紙を折る。
今回はA5サイズのノート(4ページ×3枚=12ページ)を作ることにします。
まずはA4の本文用紙を半分に折ります。
②目打ちで印をつける
次に、印をつけます。
まずは定規ではかりながら、えんぴつで印をつけ、その印に沿って目打ちをしていきます。
③糸で紙を綴じる
今回は一番簡単そうななみ縫いで、3枚とも一度に綴じました。
まずは内側の一番上部の印に針を刺し、玉留めにします。
そしてそこから印にそって、順になみ縫いのように3枚紙を重ねた状態で綴じていきます。
どんどん綴じていきます。
最後の穴まで綴じれたら、今度は戻りながらまた波状に綴じていきます。隙間を埋めていくイメージです。
そして最後まで来たら、本の外側で玉留めをします。
玉留めし終わったら、一番上部の穴に針を通し、内側で余分な糸を切って整えて、終了です。
糸綴じ手製本、完成!
想像以上に簡単にできました!
できあがりの様子がこちら。
上出来なのでは……?(スーパーポジティブシンキング)
所要時間は30分もかからないくらい。慣れてくれば15分くらいでできそうです。
コピー本として配布するのであればこれで十分かもしれません。本文で厚い紙を使うこともないでしょうから。
綴じ色を変えたり、一番外側の表紙だけ色を変えたりするだけでも、もっとリッチなコピー本が作れそうです。
色々調べてみるともっとページ数を増やしたり、表紙をつけたり、栞をつけたりもできそうですが、それは追々チャレンジしていきたいと思います。ちょっと製本にハマりそう……。
取り急ぎは大満足の仕上がりです!あとは小説を書いてイベントに申し込むだけです!笑
では、簡単ですがはじめての糸綴じ製本レポはここまで。
お読みいただきありがとうございました!
参考
今回、糸綴じ製本にチャレンジするにあたり参考にさせていただいた動画は下記です。