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大衆映画からみた多様化した世界

結構映画は好き。そして同じものを繰り返し見る傾向ある。
今日は娯楽大作スター・ウォーズからローグ・ワンというお気に入りについてちょっと書きたい。(以下ややネタバレ)

物語は旧3部作の前段として描かれる。
帝国軍の最終兵器デス・スターの設計図をめぐる反乱軍の名もなき人々(ローグワン)の活躍。物語の最後には第1作に繋がる重要なシーンも含まれ、懐かしく感じる。

シリーズ全体に登場する有名人物はほぼ登場しない。物語を通して、名もなき人がしっかり仕事をして、最終的に目的を成し遂げた上で死んでいく。
そこに現実に通じる気持ちを感じて繰り返し見てしまう。

そもそも、大衆向けの同シリーズは善と悪の戦いを勧善懲悪として描いている。後半3部作は善と悪と2面から考えることの限界が露骨になり物語に苦労が見られるが、これはどの人気シリーズも同じこと。
世界が多様化する中で簡単に善悪で判断がつかなくなってきたことは今では皆んなが感じることだろう。

また機会があれば、繰り返し見てしまう映画について書いてみたい。

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