コンビニ店内の歩行距離を求めてみる。
多くの利用者で歩行に対する自己効力感が高まるきっかけとなったのでメモ
-ステップ1-
簡単な計算で歩幅を見える化する。訪問リハや通所リハ,通所介護など場所や職種を問わず活用できる。
①10m歩行で歩数をカウントする。
②歩幅を求める(10m ÷ 歩数 = 歩幅)。例えば、10m歩行で歩数が16歩であれば歩幅は0.625m/歩となる。ちなみに私は0.833m/歩だった。
③目標歩行距離に必要な歩数を求める(歩行距離 ÷ 歩幅 = 歩数)。例えば、私であれば4000mに必要な歩数は4802歩である。平日7:30〜8:15くらいで4000m歩いているが、iphoneのヘルスケアアプリと大きな誤差はなさそうな印象。
-ステップ2-
自分の歩幅を基準にすることでスーパーやコンビニなど店内の歩行距離を求めることができる。
①計測したい店舗で歩数をカウントする。
②歩幅 × 歩数 = 必要歩行距離を求める。例えば、近所のコンビニで計測した結果歩数は71歩だった。したがって、店内歩行距離は0.833(m) × 71(歩) = 59.143mとなる。1周見て回る程度であれば、もう少し歩行距離は少なくなると思う。
近所の〇〇へ買い物に行きたいという目標は、"自宅からの往復距離+ 店内歩行距離"で具体的に設定することができる。
-番外編-
・身長 × 0.45 もしくは 0.5 で歩幅を求めることができるが、円背や下肢の可動域制限,歩行補助具の影響を受ける高齢者にはオススメしにくい。
・歩行距離の目標を店内歩行距離から始めるのがオススメ。事業所のテラスが1周約45mなので、職員が「一緒にコンビニ1周しにいきましょう!」と利用者を誘うのがお決まりだ。
-まとめ-
・○mでの歩数をカウントする。
・距離 ÷ 歩数 で歩幅を求める。
・歩幅を基準に様々な場所を見える化しサービスに取り込んでいく。
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