副業を始めようと考えている公務員・サラリーマンに絶対に必要な副業マインド
今回の記事では、これから副業を始めてみようと考えている、40歳前後の公務員・サラリーマンの方にとって、絶対に必要な副業マインドについてお伝えしようと思います。
この記事の中で、僕が「副業」と定義しているのは、就業規則などで副業が禁止されている公務員・サラリーマン向けに、副業バレのリスクが少なく、自分のペースで始めらる「ネット型ビジネス」のことを指します。
「ネット型ビジネスってどんな仕事?」という方は、前の記事から読んでみてください。
それでは、本題に入ります。
副業を始める公務員・サラリーマンにとって絶対に必要な副業マインドは「副業する時間を決める」です。
このマインドがなければ、副業が成功することはまずないと言ってもいいくらい重要なので、ぜひ最後までご視聴ください。
副業をする時間を決める
副業を成功させるためには、時間の確保は最重要課題です。
20代の頃と違って、40歳前後になると、仕事だけじゃなく、家事や子育に費やす時間も多くなりますし、若い時みたいに睡眠時間を削って無茶できる体力もありません。
そんな中、副業に充てる時間を1日の中できちんと確保できなければ、1ヶ月ぐらいは頑張れても、長く続けることは難しくなります。
そのためには、「やらないことを決める」こと、「副業の時間を決める」こと。この二つの意識がとても重要になります。
やらないことを決める
当然ですが、1日は24時間しかありません。
副業したいからといって、時間が増えるわけではないので、何かを削らなければ時間は生まれません。
若い時は、睡眠時間を削ってもなんとかやりくりできましたが、30代も後半に差し掛かるとだんだん無理ができなくなってきます。
そこで、重要になるのが、「やらないことを決める」ことです。
今の生活の中で、なんとなく消費している時間、優先度の低い時間はないかを見直してみてください。
例えば、「テレビ」「Youtube」「SNS」「漫画」などの娯楽は、1日で多くの時間を占めていると思います。
これらが全くダメという訳ではないですが、ダラダラとみるのは時間がもったいないです。
見るのであれば、通勤の間や休憩中などの隙間時間に見るようにするといいでしょう。
他にも、残業や飲み会などの時間も削れるなら削ってみましょう。
一番手っ取り早いのは、残業していた時間を副業に充てることです。
ですが、部署によって残業を減らしにくい人もいると思います。
残業するにしても、付き合い残業のように生産性の低い残業はきっぱりやめるなど、できる範囲で残業を減らせる工夫をしてみましょう。
また、残業は減らせなくても、飲み会は自分の意思で断ることもできると思います。
コロナ禍以降、個人の時間を優先する価値観も広まってきたので、僕の周りでも飲み会を断ってもOKな雰囲気が出てきています。
一緒に飲む相手がいなくて、誘われるような飲み会はきっぱり断っちゃいましょう。
副業の時間を決める
副業を安定して継続するためには、副業を習慣化することがとにかく大切です。
習慣化というのは、誰に言われるでもなく、時間になったらパソコンの前に座って仕事をするということが、ルーティーンとしてできる状態です。
副業を始めようとした人には、初日から1日に3時間とか4時間やろうとする人がいますが、そういう人は長続きしません。
今まで、勉強や読書していた時間を副業に回すとかであれば、分からなくもありませんが、今までの生活を極端に変えるような時間の使い方は、脳へのストレスが大きいですし、少しの誘惑があった時にすぐに投げ出してしまいます。
僕がおすすめするのは、ゆっくりと少しずつ副業の時間を伸ばしていくことです。
例えば、僕の場合は、平日・土日関係なく、毎朝5時から6時半くらいまでを副業の時間に充てています。
ですが、最初からこんな早く起きれた訳ではありません。
最初は6時に起きるようにして、慣れてきたら5時半、5時と朝起きる時間を早くしていきましました。
そうすると、当然夜寝る時間も早くしないといけないので、23時に寝ていたのを22時半、22時と早くして行って、今では21時30分に子供と一緒に寝るのがルーティーンとなっています。
習慣化のコツは、少しずつ慣れさせていくことです。
ある行動を習慣化させるのには、3週間(21日)必要と言われています。
これから副業を始めるのであれば、まずは30分時間を確保してみて、少しずつ(3ヶ月から半年くらいかけるイメージで)副業時間を伸ばして行ってください。
人に流されない
「やらないことを決める」のところで、残業や飲み会を断ることも大切だという話をしました。
この話を聞いて、「残業も飲み会も断ったら職場の関係が悪くなる」という意見をされる方もいらっしゃると思います。
確かに、みんなが忙しく働いている時に、自分だけサッと帰ったり、飲み会に職場の全員が参加しているのに、自分だけ欠席したりするのは、協調性が足りないと捉えられるかもしれません。
ですが、批判を恐れずに言うと、僕は「自分の人生を他人に握らせていてはダメだ」と思います。
日本は、他国と比較して「同調圧力」が高いという国民性があります。
あなたも、幼い頃から「周りに迷惑をかけてはいけない」と両親や学校に刷り込まれて育ってきたのではないでしょうか。僕もそうでした。
でも、本当にそうでしょうか。
「自分の仕事が終わったのに、帰っちゃいけないんですか?」
「飲み会に参加しなかったら、仕事の評価に影響されるのですか?」
「自分の人生を生きるために、時間を犠牲にしないといけないのですか?」
僕は、日本人はもっと自分にわがままになってもいいと思います。
特に、これからの時代を生きる世代には、他人の価値観に引きずられて生きていたら、人生後半で大きな格差が生まれると思います。
それは、終身雇用がなくなって、自分の能力で給料が決まる「ジョブ型雇用」が定着していくにつれて、自分の時間を副業や勉強に充てて自分磨きをした人と、無駄な娯楽、無駄な飲み会で時間を費やした人とでは、格差が広がるような時代です。
そんな時代が来たときに、他人のせい、職場のせいにはできないんです。
自分の人生は、自分の責任で道を切り開いていくしかないんです。
だからこそ、これから副業を始めようとする人には、楽な方に流されずに、時間の使い方に厳しくなる必要があると考えます。
すぐに変えようとしなくて大丈夫です。
小さな毎日の積み重ねが、いつか大きなところまで行くため道のりになっていくので、焦らず進んでいきましょう。
それでは、今回も最後までご視聴いただきありがとうございました。
次回は、副業を始めるために意識することとして、副業で成果が出るまでの心構えについてお伝えしようと思います。