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「ヘルペスウイルス性ぶどう膜炎」を患ってます。 49休職

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会社に復帰してからも目の不安定さが続き、どんどん会社にとって役立たずになっていくのと同時に、東京事務所自体も解雇だの閉鎖だので揺れに揺れ、とりあえず存続が決定した2022年9月。炎症が再開してステロイドが一気に増えたタイミングで仕事の締め切りが重なり、かなり目を酷使せざるを得なかったんだけど、主治医に、自分でやらないでディレクションに専念するとか、いっそ仕事の仕方を考えたほうが良いのでは? との提案が。目を酷使している状態で投薬コントロールはしにくいと。なるべく体も休ませて健康で免疫つけていかないとねって。
それ聞いたとたん、張っていたなんかの糸がぷっつりと切れた気がしたよ。頑張ろうって思ってたけど、自分を犠牲にしてまでそんな必要もないわいな、ドクターストップもかかっちゃったことだし、うちの会社はデイレクションだけやっていられる余裕はないし、もう会社辞めちゃおうっと。ちょうど前日に、新たにできなくなったことを発見してありゃ〜困ったねって思ったのも背中を押したよね、なんかいろんなことが一気にどうでもよくなっちゃってさ。

うちに帰ってさっそく旦那にこれこれこうだから会社辞めていい?って聞いたら、とりあえず休職すれば?と。教会けんぽの保険給付精度に「傷病手当金」支給制度ってのがあって、こういう病気の理由でこの人は仕事ができませんよっていう証明ができれば、休職扱いで会社から給料が出なくても、その人の勤務年数によって決められた期間以内であれば、その給料の3分の2を教会けんぽで補償するよっていうもの。
申請書は自分で書く書類の他に、会社から給料出してないよ証明、医者から仕事できないよ証明が必要で、申請は1〜3ヶ月ごとの後申請。休職とはいえ会社に所属しているので、税金やら保険金やらは前年の給料をベースに会社から公的機関に支払わなければならないので、うちの会社は1ヶ月ごとに月末に会社が立て替え、速やかにそのお金を私から会社に振り込む流れになっている。私の勤務年数が長く、補償はMAXで1年半あるんだけど、会社の協力も必要なので、うちでは半年ごとにどうですか?復帰できますか?みたいな審査を経て顧問弁護士と次の半年も認めるかどうか判断するんだって。労働者の権利なので会社側は断ることはできないとは思うんだけど、所属会社とはお互い協力的でありたいわな。

そんな感じでもう次の日には会社に休職させてくれって伝えて、事務所の女の子にそんな急に? ってびっくりされだけど、月刊の仕事は次の月の原稿を最初から協力会社に引き継いで貰いたかったし、その他もろもろ仕事のタイミングを見計らって有給を消化しつつ、9月の中旬よりお休みに入ったわけ。

最初は平日になんでうちにいるのかしっくりこなくてねえw 初めての体験なのよ、昨年の療養以外で仕事しない時期が続くのって。でもだんだん、あー子供の声が聞こえるんだ、とか、この時間に買い物に行くとこんな客層なんだ、とか、色々見えるようになってきて、自分もその時間に所属することに慣れてきた。慣れちゃうと、平日に友人と会えるのも楽しいし、実家にも帰れるし、会社に縛られないっていいねw

でもさ、休職して2ヶ月、体そんなに動かしてないから体重は増えるし、炎症が治らないから見えなさも倍増、会社を休んでも休まなくても状況が悪くなることに変わりはなかったなーっていうねw
まあでも、せっかく休んでるんだから、食生活とか暮らし方を考え直すチャンスだと思って、自分を追い詰めない程度に楽しく健康的に生きようと思っているわけさ。

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