企業経営、日本の人材課題、いろんなヒントが詰まってる「未来人材ビジョン」
リスキルのヒントが詰まっている、「未来人材ビジョン」という経済産業省が出しているドキュメントがあり、名前もだいぶかっこいいので今回はリサーチしてみた。
だいぶ単純ですいません。笑
1 未来人材ビジョンの概要
未来人材ビジョンとは、経済産業省が2022年5月に発表した、未来を支える人材を育成・確保するための方向性と、取り組むべき具体策を示したレポートです。
このレポートは、時代が求める人材政策を検討するために設置された「未来人材会議」での議論内容をまとめて公表したもので、未来を支える人材を育成・確保するための方向性と、今後取り組むべき具体策を示したものになります。
2 未来人材ビジョン策定の背景
未来人材ビジョンが打ち出された背景には「少子高齢化による労働力不足の深刻化」「キャリアの多様化」「脱炭素化・デジタル化の加速」など、社会環境の急激な変化があるといわれています。
世界的な潮流として、付加価値創造に重点を置く産業構造や労働需要へ、日本の社会システム全体を見直す必要に迫られているといえます。
日本企業が旧来の日本型雇用システムから脱却し、時代が求めるスキルを備えた人材の育成を行うこと。加えて、人材を資本として捉え、積極的に投資していく「人的資本経営」を実践することがポイントです。
3 人的資本経営とは
人的資本経営とは、人材を企業の“資本”と捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上へと繋げていく経営手法。
従来の考え方では、人材は資源の1つとされてきました。「ヒト・モノ・カネ」といわれるように、資源はコストとして消費するものに当たるため、「可能な限り効率的かつ少なく回す」が基本となっています。そのため、人材にかける費用も、なるべく抑えることが理想とされてきました。
一方、人的資本経営では、人材は「利益や価値を生む存在」として、“資源”(Human Resource)ではなく“資本” (Human Capital)に位置づけられます。個性を充分に育成・活用することは、資本としての人材に投資することになり、代替不可能な価値が向上することで自社の企業価値も創造され、結果、利益として企業に還元されていくことで、企業経営の好循環が生まれるということです。
4今回のまとめ
未来人材ビジョンは、プラスキで解決したい課題やデータがたくさん書いてありました。
その一つとして、日本の学生は、「大学生後期」に進路を決める者の割合が高い。ということ。社会への1歩目を直前に決めるのではなく、色々大学時代に経験して、1歩目を選ぶことでより、自分に適切な社会への1歩目を踏み出せると私は思います。
それは、インターンだったり、スキル取得だったり、海外の経験だったりなんでもいいと思います。
そこの選択肢や可能性を広げる、早くから自分の人生・キャリアについて前向きに考える大学生を増やすことを引き続きやっていきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また次回お会いしましょう!
みなさんの
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参考リンク:
https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf