どう生きるべきかは最期を見ろ④あなたが残したものがどう扱われて欲しい?
人は何故生きるのか???
生物全般で言えば【種の繁栄】や【生命システムの維持】
なんてシンプルに捉える事も出来るとは思いますが、
それを前提になんて捉えてしまうと・・・
優生思想を慮るような思考に陥ってしまうようなお話になってくる。
【種の繁栄】という点で考えたら、夫婦二人で1人の子供を育てる事が
平均となっている少子化が止まらない我が国日本。
多くの人々が価値を問われるような状況とも言えてしまう・・・。
それこそリフレーミング、捉え方を変えてみる必要があるだろう。
そもそも【種の繁栄】【生命システムの維持】も含めて、
何の為に行うのか・・・?を突き詰めて考えてみると、
親が子を残す、子は親の教えを更に子へ、脈々と・・・
社長が後任に残す、後任は前任から得たものをベースに会社を動かす・・・
ミツバチが生命活動をする事によって、各植物の繁殖に力を貸す、
ミツバチが子孫繁栄をする事によって多くの動植物が子孫繁栄し続ける。
木々が、動植物が生命活動をし続ける事により、
地球全体の生命活動が維持される・・・そこに生きとし生けるもの全てが
その恩恵を受け続ける・・・。
これが今日のテーマです。
結局、どう生きたかは死ぬ時にわかる。
つまり、自分がどう生きるべきかは最期を想像すれば見えてくる!全5話。
④あなたが残したものがどう扱われて欲しい?
この世界における生命システム上にある他種などとの関わりについて
この言葉をご存じだろうか???
【共生】と【寄生】
【共生】は持ちつ持たれつ・・・
お互いに存在している事にメリットがある状態。
【共生】にも色々種類がありますが、今日はそこは置いておきますが、
基本的にメリットを互いに感じて影響し合っている状態です。
植物が甘い果実をつけ、その甘い果実に惹かれて
鳥などの動物達が集まり、積極的に食べ、運ぶ・・・。
それによってその植物達は広く子孫を残す事に成功する。
そういうような事です。
【寄生】は寄生する先に対して一定の不利益を与える事になる。
一方のメリットが強めの関係性。
が、滅ぼしてしまうと寄生する側も死んでしまうので
そこまでの事はしないようにするものが多い。
(そうでないのもいますが・・・)
基本的に寄生する側(寄主)は寄生される側(宿主)からは
迷惑がられている事の方が多いので・・・
自然界では自然にそのまま過ごされる事が多いですが、
クジラやイルカがジャンプする理由に寄生生物を落とす為・・・
なんて考えられているぐらい、やはり不快は不快なんでしょう。
なんだ?この話・・・。
そう思うかもしれませんが、
あなたが生前、
共生的に生きているか?
寄生的に生きているか?
これはとても大事な事だと思います。
共生的であれば、あなたの死を嘆き、あなたの生きてくれていた事に
正に共生していた仲間達、家族達が感謝をし続けるでしょう。
あなたが残した何か(共生の証)を後々も大切に扱う事でしょう。
寄生的であれば、あなたの死は宿主の幸福とも考えられ、
あなたが残した寄生されていた証になるものは、
早々に排除すべきものに変わっていくでしょう。
ミツバチがいないとこの世界の動植物の大半が滅ぶと言われる。
ミツバチが受粉を助ける事によって
その先にある小動物達の食べ物が出来る。
その小動物達を大きな動物達が食べ食物連鎖が起こる。
死骸が土に居る微生物を育て、土地を肥やす。
それによりまた植物達が活発になり、ミツバチ達の仕事が増える。
ミツバチの子供達も同じシステムの中で大切に扱われる訳だ。
全ての昆虫や動植物が持ちつ持たれつの関係性を作っている。
さあ、あなたはどうかな?
残したものまで大切に扱われる生き方・・・していますか?
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