Yoshi@メーカー→大学職員→金融

人事一筋10年、メーカー海外勤務を経て大学へ転職、そこから金融業界へステップアップ。 …

Yoshi@メーカー→大学職員→金融

人事一筋10年、メーカー海外勤務を経て大学へ転職、そこから金融業界へステップアップ。 読書メモは一部有料ですが、無料のものもありますので、よかったら見ていってください。 Twitter(https://twitter.com/Yoshi04225169

マガジン

  • 読書メモ集(主にビジネス書)

    これまで読んできた本の読書メモをマガジンにまとめることにしました。 全ての記事で、前半は感想、後半は読みながら私が取ったメモです。 一度読んだ本の復習や、読む前にざっとどんなことが書いてあるのか理解するのにお役立ちできるかと思います。 ※読みながら気がついたところを書いているため、一部間違いなどあるかもしれません。ご容赦ください。

最近の記事

  • 固定された記事

大学職員(MARCH)への転職ノウハウ!(実際のエントリーシート・面接質問も公開します!)

プロフィールにもお書きしましたが、私は一般企業から大学職員へ転職した経験があります。 転職先は名だたる大学の中でも極めて好待遇と言われるMARCHの一角。倍率は数百倍とも言われており、今回はその選考を突破した方法を中心にnoteを書きたいと思います。 noteの中では私が実際に提出したエントリーシートや面接対策なども記載しており、決して後悔させない内容と信じていますので、よろしければご購入ください。 1.大学職員への転職の難しさ私は同時期に一般企業への転職活動も並行して行

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    • 「エッセンシャル思考」を読んで

      名著「エッセンシャル思考」読了。 自分自身もシンプルな考え方が好きだし、できる限り実践しようと心得ているものの、改めて読んでみると自分はまだまだこの思考にたどり着けていないと実感した。 日系企業に勤めているとまさに「非エッセンシャル思考」の仕事が極めて多いと感じるし、それがホワイトカラーの生産性を下げていると分かっている。 分かっていつつも、日々の仕事の中でどこかそれを忘れ、非エッセンシャル思考が習慣化してしまっている。そんな自分に気づかされた一冊。 以下、読書メモである。

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      • 「THINK AGAIN」を読んで

        非常に面白い、久しぶりに出会った良書。 私たちが一般的に「優秀」と捉えている頭の良さ、お勉強ができる・できないということではなく、「THNIK AGAIN(再考する)」の重要さを説いた書籍。 変化の激しい時代、これまでの既定路線がすぐにアップデートされる世の中になり、これまでの常識を疑う力の重要性を認識できた。 また、そのアプローチは「私たち自身」だけではなく、相手に再考を促したり、再考することを組織に根付かせることについても解説されている。 全体的に、ビジネスにとどまら

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        • 「若手育成の教科書」を読んで

          若手社員が非常に育つことで有名なサイバーエージェントの方が書いた書籍であり、全体的に分かりやすい内容となっている。 また、サイバーエージェントの特徴となっている「抜擢」についてもプロセスが事細かに記されており、納得感のあるものである。 今後マネージャーを目指す方はぜひ一度読んでいただくことをオススメする。 以下読書メモである。 はじめに • 企業も若手自身も、成長を望んでいるにもかかわらずそれが実現しない現在。最初は若手も全員がやる気があって意欲がある。それが続かないこと

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        • 読書メモ集(主にビジネス書)
          47本

        記事

          「就職人気ランキング」はなくなるべきか?

          当記事では「就職人気ランキング」たるものについての私見を述べたいと思います。あくまでも個人的な見解のため、理解の齟齬等あったらご容赦ください。 1.就職人気ランキングとは?ご存知の方も多いと思いますが、就職人気ランキングとは様々な媒体が定期的に発表している、就活生が「入社したい」や「良い会社だ」と思う企業のランキングです。 主に就職ナビ会社が主催するイベント会場やナビサイト内で投票を受け付け、その得票数等で順位付けされ、雑誌や新聞、WEB等で広く公開されるものです。 今回は

          「就職人気ランキング」はなくなるべきか?

          「外資系コンサルが教える プロジェクトマネジメント」を読んで

          昨年から比較的大きなプロジェクトを任されることが多くなり、山口周氏のプロジェクトマネジメントを読んでみた。 内容としてはプロマネのテクニック論に加えて、リーダーとしてのふるまいや心構えについても多く記載されており、プロマネ以外の方にもおすすめできる一冊。 比較的ベーシックなこともしっかりと書かれているため、20代や30代前半の中堅クラスの方々もしっかりと理解して実践すべきものだと思うし、それ以上の年齢層の方も自分自身のリーダーシップを振り返る手段として読んでいただくのも良い

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          「外資系コンサルが教える プロジェクトマネジメント」を読んで

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          「苦しかったときの話をしようか」を読んで

          今更ながらだが読了。 就職活動生、企業の採用担当、キャリアコンサルタントだけではなく、「人と関わる」ことがあるのであれば、ぜひ読んでいただきたい。 まさに名著と呼ぶべき一冊。仕立てとしては、超有名マーケターの森岡毅氏が就職活動を迎える娘に向けた、自らの経験をもとにしたアドバイス書となっている。 ただ、書いてある内容は極めて本質をついており、素晴らしいとしか言いようがない。これまでキャリアに関する書籍や記事などを読んできた中で一番をつけても良いと思う。 そのレベルまで「揺さ

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          「苦しかったときの話をしようか」を読んで

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          「戦略質問」を読んで

          企業における課題形成から戦略立案、実行までのプロセスをわかりやすい形で理解できる本。 タイトルの通り、経営者への「質問」から様々な課題や戦略を炙り出していくスタイル。同じトピックでも、質問というスタイルにすることで、別の角度から企業や組織を見ることができるため、確かに面白い。 筆者は直接経営者と相対する立場のコンサルタントのため、経営者向けた質問で構成されているが、大企業のマネージャーなどでも同じような質問は活用できると思う。 特に、最後に書いてある「10のセントラルクエスチ

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          「戦略質問」を読んで

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          「サピエンス全史(下巻)」を読んで

          「サピエンス全史(上巻)」に続いて読了。 内容は近現代、そして科学技術が私たちにもたらしたものについて書かれており、示唆に富む良書。 特に、科学技術の発展(産業革命)がもたらした爆発的な社会発展に関する部分は興味深く、ホモサピエンスが「無知」を許容したことから科学革命がスタートする、というくだりは非常に面白い。 そして、当時の政治と科学が結びつき、大きく発展していく科学史の解説は一般教養としてもぜひ知っておく部分かと思う。 <参考>「サピエンス全史(上巻)」メモ 以下

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          「サピエンス全史(下巻)」を読んで

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          「サピエンス全史(上巻)」を読んで

          昨年あたり話題になったサピエンス全史(上巻)を読了。 非常に読み応えのある内容で、「人間という生物の特異性」を理解する上で非常に面白い示唆を与えてくれる一冊。 特に、人間だけが持つ「想像上の秩序」という概念は非常に興味深い。 一般的に人間社会という集団において「見ず知らずの他人」との協力が必要不可欠であり、信頼関係のない相手とのコミュニケーションにおいて、想像上の秩序がいかに大きな働きをしているか、については目から鱗だった。 普段私たちにとって当たり前と思えるものの、

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          「サピエンス全史(上巻)」を読んで

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          「イノベーション創造戦略」を読んで

          知りあいの勧めで読んでみたが、なかなかの良書。 私の勤めているようなJTCでイノベーションが起こりにくい要因が非常に分かりやすく解説されている。 本著で解説されている通り、大企業になるほど現業の成功体験から抜け出せず、イノベーションを生み出す分野をないがしろにしがち。 いかに過去の成功体験を忘れ、新たな種を育てるか、という観点は非常に面白かった。 以下読書メモである。 第1章 イノベーションに導く「三つの箱」• 両利きの経営にもイノベーションにあたっては足りない概念があ

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          「嫌われた監督」を読んで

          話題の名著と言われるとおり、素晴らしい一冊だった。 正直、プロ野球についてはほとんど知らないし興味もないが、そういった個人の興味の枠組みをはるかに超えた「プロフェッショナルの世界」、「一流であり続ける人間の哲学」を理解できる。 落合博満が中日の監督になってからの8年間について時系列に沿って書かれている。 ただし、各章ごとにピックアップされた選手、コーチ、フロント陣の視点、または著者である記者の視点から落合博満について書かれており、それぞれの視点で落合監督からどのような影

          「嫌われた監督」を読んで

          「ハーバード・ビジネス・レビュー PURPOSE」を読んで

          組織を牽引する立場の人間として、パーパスの策定と実行には非常に興味があったため、購入。 正直な感想として、星3つくらいかという印象。 当分野に関する自分の知識がまだ薄いからということもあるが、やはり「アカデミック」に寄った内容は腹落ちしにくい。(章によって著者が異なるため、大いに腹落ちするところもあるが半々) 結局のところ、パーパスの策定や浸透に関しては、ミドル層に対するアプローチを愚直にやり切るしかないというところなのだろう、そこは納得。パーパスのようなものは、一朝一

          「ハーバード・ビジネス・レビュー PURPOSE」を読んで

          「Z世代マーケティング」を読んで

          採用や育成担当者として、今の就活生・若手社員のマインドセットを理解する上で必要な情報がインプットできる良書。 ただし、当たり前だが内容はアメリカ人のZ世代についてのリサーチから書かれているものなので、その点多少の解釈はし直す必要がありそう。(特に第3部など) 1部・2部は、Z世代がもたらすニューノーマル、生きている世界線、そして彼らを顧客と見立てた時に必要な要素が書かれており、学ぶべきポイントが多い。 いまだに終身雇用が中心の日本社会において、「社員が企業文化に染まる」

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          「三井物産が変える人材採用」を読んで

          書店で目についたので、衝動的に購入。 就活生であれば誰しもが夢見るトップ総合商社の一角、三井物産が採用変革について書かれている。  ポイントは彼らの見ている世界の大きさ。 彼らにとって喉から手が出るほど欲しい人材であっても、志向や価値観が違えば他社を勧める、 不合格となる学生であっても合否理由を明確に説明する、 といった、「個社の利益<社会の利益」という考え方をベースにした取り組みは非常に興味深いし、尊敬に値する。 日本独特の新卒一括採用・終身雇用といった習慣に対

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          「三井物産が変える人材採用」を読んで

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          「ビジョナリーカンパニー ZERO」を読んで

          ページ数も多く読み応え満載だが、全く飽きも来ず、全てがハイライトとも言って良い良書。 「継続的に偉大な企業になるためには?」という問いに対して、企業の経営者視点で書かれている。 多くの企業の取り組みなども題材にしつつ、①ビジョン、②リーダーシップ、③戦略、④戦術、⑤イノベーション、といった要素に分解しつつ、丁寧に解説されている。 どれも「働く人間の本質」をついた解説であり、納得感も非常に強いものであり、机上の空論感は一切ないものである。 一応体裁としては企業のトップ目

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          「ビジョナリーカンパニー ZERO」を読んで

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