【私の専門分野の紹介】細胞のリハビリテーション②
こんにちは。yoshiです。
12月6日(日)に開催される、弊社のセミナーはすでに3名の方にご応募いただきました。
ありがとうございます。
STEP1は仮想訪問会社の1年間(3期目)から多くの事を学んでいきたいと思います。
是非、ご応募ください。
さて、本日も前回の続き「細胞のリハビリテーション」について綴りたいと思います。
私が培養細胞研究をはじめて思ったことは、
「目に見えない世界でこんなことが起こっているのか・・・。」
といった衝撃というか不思議な感覚でした。
数日後に飛行機に乗って地上を見たときと同じような感覚になったことを覚えています。
目に見えている「当たり前」は多くのもので作り上げられている。
「顕微鏡から覗く細胞の世界」は細胞それぞれが働き動くことによって「ヒト」の基礎を作っている。
「飛行機から眺めたヒトや車」はそれぞれが働き動くことによって「世界」の基礎を作っている。
そんな風に考えていました。
「細胞」一つ一つに役割があるように、「ヒト」一人一人にも役割があるんだろうなぁ…と考えながら離陸している飛行機に乗っていました。(笑)
さて、前置きが長くなりましたが、私が研究している細胞のリハビリテーションについて少し具体的に綴りたいと思います。
リハビリテーションは「Re:再び」「habilis:適した」という言葉であり、「再び適した状態になること」という意味です。
細胞のリハビリテーションとは、「誤った方向に進んでしまっている細胞を軌道修正」したり、「細胞に刺激を加えて再び適した状態になってもらう」といった形で考えていただければいいと思います。
細胞の世界でいう「損傷」はヒトの世界でいう「災害」です。
災害に対して政府が指針を示してくれますが、現場では大変な状態でどこに向かってどう行動したら良いか分からなくなりますし、ケガ人もいます。
ヒトでも脳やあらゆる組織から指針がでますが、現場は大変なことになっています。
災害復旧でいうところの「がれきの片づけ」や「道の整備」などで重機やトラックの役割を担っているのが、損傷では外科的治療や薬物療法といったイメージでしょうか?
そして、細かい作業を担っているのが、栄養や物理療法と捉えていただければいいかもしれません。
がれきを片付け、道の整備をしなければ支援物資もボランティアスタッフも入ってこれません。
損傷の場合はこの作業を医師や薬剤師、看護師が担当し環境を整備してくれます。
ある程度の整備が完成したら支援物資(栄養)が入ってきやすくなり、ボランティアスタッフが手伝ってくれます。
物理的刺激はこのボランティアスタッフに対して、
「こっちの被害が大きいから手伝ってほしい」
といった道標を出し軌道修正したり、
軽傷だった現地の細胞を元気にしたりといったイメージです。
そうすることで、災害復旧(創傷治癒)が少しでも早く進む!といった感じです。
↓こんなイメージです(笑)
さらに長期間になってくると(慢性創傷)、災害地のボランティアスタッフって減ってきますよね?
それを留まっていただき、治癒するまで手伝ってもらうのも物理療法の役割です(笑)
それについては次回にさせていただきます。
本日はこのぐらいで・・・(笑)
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12月6日(日)に医療・介護事業の経営と運営を考えるSTEP1セミナーです。
午前は仮想訪問会社の日々の資金繰り表から損益計算書・貸借対照表を作成し決算書の構成を体で覚えていただきます。
午後からはチームビルディングを中心にお話します。
最後に午前作成した決算書とマーケティングデータを照合させ、模擬会議を実施いたします。
アウトプットが非常に多いセミナーですので大変ですが、より身につくと思います。
是非、ご参加下さい。