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私の専門分野の紹介①

こんにちは。yoshiです。

いよいよ「医療・介護事業の経営と運営を考える」導入セミナーが明日に迫ってきました。

昨日、執行役員と念入りな打ち合わせを行い、資料の準備も整いました。

あとは明日の開催を待つだけです(楽しみ♪楽しみ♪)

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さて、本日からは私の専門分野の紹介をしたいと思います。

実は数年前から執行役員から「代表の専門分野についてFacebookで何回かに分けてシリーズ化して投稿してください。」と言われていました。

それをやっと実行に移したのが本日です(本当に申し訳ない・・・)

実は私の専門分野は「褥瘡(床ずれ)」なんです!

理学療法士の専門が「なぜ褥瘡??」と思う方もいるかもしれません。

理学療法士はリハビリテーション専門職として、リハビリテーションを支援する専門職であるため、「立つ」「歩く」ための理学療法を実施しているイメージが強いと思います。

しかし、理学療法士は「基本的動作能力の回復」が専門ですので、「立つ」「歩く」の前に、「寝返る」「座る」といった動作の専門職でもあります。

「立つ」「歩く」のイメージが先行しているため、理学療法士が「褥瘡」を専門としていると違和感があると思いますが、「寝返る」「座る」も理学療法士の専門分野と思えば「褥瘡」を専門にしていることは不思議ではないと思います。

そのような感じで私は理学療法士として「褥瘡ケア」を専門として、「褥瘡予防」と「褥瘡局所管理」の双方向から関わらせていただいています。

「褥瘡予防」といわれると、何となく「寝ている姿勢(ポジショニング)や座っている姿勢(シーティング)」によって、圧迫などの「外力」の加わるところを分散させて褥瘡を予防しているのだろう・・・。とイメージがつくと思われます。

「褥瘡局所管理」といわれると、理学療法士が局所管理にどのように関わるの??となると思われます。

実はこれこそが私の専門分野「物理療法」です。

褥瘡部分に電気刺激療法や超音波療法、光線療法を実施することによって治癒促進を図る治療技術です。

ここまで読んで、「あっ、この人マニアックな人だ!」と思われた方もいるかもしれませんが、私は決してマニアックな人ではありません(私自身はそう思っています!笑)。

確かに、多くの理学療法士は「立つ」「歩く」ための理学療法に関わっていて、「寝返る」「座る」ための理学療法に関わっている理学療法士は少ないと思います。

しかも、その少ない中で「物理療法」という「物理」の名が付く取っつきにくそうな治療を実施しているので、「少数派の中の少数派!」と思われても仕方がないかもしれませんが・・・。

でも決してマニアックな人ではありません!笑

ちょっと話がそれてしまったので、話を戻します。

「褥瘡(床ずれ)」は「治りにくい!」といったイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?

確かに治りにくい方がいるのも事実です。

しかし、適切な治療をすれば褥瘡は治癒するのです。

褥瘡発生の一番の原因は「外力」です。

ですので、この「外力」を取り除く治療こそが第一選択になります。

熱湯に指を入れた火傷に対して、どんなに良い特効薬を塗っても、また熱湯に指を入れたら火傷は治りません。

それと同じで、「外力」によってできた褥瘡に対して、どんなに良い特効薬を塗っても、また「外力」が加われば褥瘡は治らないのです。

その「外力」を取り除く方法が、ポジショニングであり、シーティングです。

また、様々は用具(エアマットレスや車椅子など)を使用することによって外力を排除することができます。

それらを上手に活用しながら、その上で、治療薬を塗布したり、湿潤環境下療法をしたり、栄養管理をしたり、物理療法をしたりすることで治癒が促進されます。

よって、一番大切なことは「外力」の排除となってきます。

次回は、「外力」を排除するための方法について少し綴ってみたいと思います。

ちなみにですが、私は第22回日本褥瘡学会学術集会で2つのシンポジウムを担当させていただきました。現在もオンデマンドで配信中ですのでご興味があれば是非どうぞ!!

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