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【介護事業の経営を考える】訪問看護ステーションでの多施設共同研究②

おはようございます。yoshiです。

本日は前回から続きの多施設共同研究について綴ってみたいと思います。

前回のnoteでは、私が実施したい多施設共同研究として、「理学・作業療法士による褥瘡の水治療法(創洗浄)」について綴りました。

今回はそこからもう一歩踏み込んだ多施設共同研究「在宅褥瘡患者に対する電気刺激療法の効果検証」について綴りたいと思います。

褥瘡に対する電気刺激療法は私がこれまでもずっと研究している内容になります。

病院勤務時代、褥瘡患者7例に対して電気刺激療法を実施した経過をまとめたことがあります。

☝その時の論文です。

この時、褥瘡に電気刺激療法を実施すると不思議なぐらいに創の縮小が得られ、この凄さを皆さんに伝えなければならないと思い、急いで書いた論文です!(笑)

それから、「なぜ良くなったのか?」を探るために博士課程では培養細胞を使用した基礎研究を実施しました。

その当時、同じ研究室のみんなで褥瘡治癒に必要な線維芽細胞の遊走実験、増殖実験、分化実験などをしました。

私の担当は線維芽細胞の増殖実験です(私の博士論文です)。

そして、それらのデータを集積し、臨床現場でランダム化比較試験を実施しました。

現在、論文投稿中なので詳細をお伝えすることはできませんが、今回の結果も大変素晴らしい結果でした。

これらの事を私は在宅療養中の褥瘡患者さんに実施したいと思っております。

ただ、この電気刺激療法は頻回にする事で効果がでるため、週6~7回実施する必要があります。

ですので、ご家族、訪問看護師、訪問介護士なども巻き込んで実施したいと考えています。

「いやいや。電気刺激って難しいし、機器も高価だし、扱うのが難しいでしょ?」

と思った方!!そんなことありません。

私が推奨している機器はボタン操作は3回、機器は小型で安価といったものです。

ご家族も、看護師も、介護士も、操作を覚えれば簡単に扱えるものになっています。

なぜ、「電気刺激療法」の多施設共同研究を「洗浄(水治療法)」の多施設共同研究の後に実施するか?

それは、理学療法士・作業療法士だって創洗浄して創をしっかり観て、評価して、その上で実施するといった過程を踏むことで、より効果を出せると考えているからです。

そして、その方が、ご家族や他職種と協働しやすいと考えているからです。

在宅で褥瘡や慢性創傷に悩んでいる方を少しでも減らすために、研究で結果をしっかりと示し、効果があるものだということを学術的に証明する。

経営者兼大学教員の私だからできることなのかな?と思っています。

協力してくれる訪問看護ステーションを大募集していますので、興味のある方は是非ご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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