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和歌山県那智勝浦町昔懐かし話 第1話から第30話

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那智勝浦町出身の吉村 剛です。那智勝浦町に生まれ育って60年。昔懐かし話を100話書いてます。今回は第1話から30話までのマガジンです。ぜひ、お読みください。今後も31話からあと…
ノートで現在35話まで掲載しています。昭和30年後半からの懐かし話を書いています。和歌山の方言も出…
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#思い出話

那智勝浦町昔懐かし話 第7話

第7話 『和道流博正会勝浦支部』
 
始めにこの話は、僕の記憶に基づき書いた短編小説であり、当時お世話になった諸先輩方の記憶と異なる事があることをあらかじめご了承ください。
 
「なあ、タコちゃん、山ちゃん、今日は、K川先生来んのかなぁ~。」タコちゃんは、もうおなじみのT君であり、山ちゃんは、名字に山が付くのでそのまま山ちゃんである。「さぁ~。まだ7時5分やから分からんで~。」とタコちゃん。僕の小

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那智勝浦町昔懐かし話 第8話

  第8話 『タケちゃん頑張る(見下す奴は許さへんねで~)1』
 
今回は番外編という形で自分にあったことを書きます。少し自慢話になるけどご勘弁を。これも小学生の時の話です。
 
僕は、昔から自分が正しいと思えば年上だろうが目上だろうが相手がどんな立場の人であれ自分の意見を貫き通す性格だった。もちろん論破される時もある。そんな時は素直に謝るが、相手が確実に間違っているのに初めから相手に合わせるとか

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那智勝浦町昔懐かし話 第18話

第18話『内田のおやじ2』
 
17話の続きです。
自称ポルシェでやって来たおやじは、協会事務所の奥から覗かなくても声のでかさでやって来たのが分かる。「みんな元気か。おつ、○○ちやん。今日は一段とかわいいね。吉野おるか、吉野」と入ってくる。僕は隣の職員と「また、うるさい、おやじきたで~。」と眼で合図する。「内田さん、女の子からかったらセクハラになるで~。まあ、こっちへ座ってよ」と僕。「あほいえ、か

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那智勝浦町昔懐かし話 第29話

第29話『僕らの遊び基地づくり』
 
パソコンの調子が悪くしばらく更新できませんでしたが、終わった訳ではありませんぞ。まだまだ書きますよ。でわでわ29話小学生4年生頃の話であります。
 
「なあ、タコちゃんとなかしゃ。新しい基地作りに行かへんか。前の基地大分古なってき て遊べんようになってきたやん。なあ、明日休みやから行かへん。」と僕。 基地って何やねん。って思われている方。もうちょっとお待ちを。

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