メタン規制の現状は
数年前から脱炭素運動で、CO2の他にメタンに対して注目が集まっています。温暖化係数がCO2の20数倍(GWP-100)あるいは、20年基準で80数倍だということもあり、緊急に対策を取るべしということで、ヨーロッパでは、メタン排出削減、窒素肥料削減などの規制を政府が導入しようとしています。これに対して、農業・牧畜業従事者の抗議デモが起きています。
この話は、オーストラリアでの話です。広大な国土に、2000万程度の人口の国、多くのそして珍しい野生動物が多い国としても知られています。
そういう野生動物が、メタン排出規制の対象になっていないと、議員さんが主張しているということです。
最後に、我が国にも該当する、エネルギー政策の在り方が書かれています。
2400万頭の野生の豚
メタン排出削減の焦点は畜産業
ネット・ゼロへのさらなる警告