温暖化により50万人の命が救われた
地球温暖化により、イングランドとウェールズで、過去20年間に、50万人の命が救われた。英国国家統計局(Office of National Statistics: ONS)は、2001年から2020年までのイングランドとウェールズにおける、気温上昇に伴う死亡と入院の変化を推定する研究を実施した。
ONSは、「...暖かい気候を原因とする死亡者数の増加は非常に少なく、また、寒い冬での死亡者も減少したことにより、死亡者数の純粋な減少につながった」。「 ...対照的に、暖かい気候に関連した入院、特に怪我による入院の純増が見られた」。
20年間にわたり「...温暖または寒冷を起因とする死亡者数の変化は、555,103の純減、1年平均27,755人の死亡であった。寒暖差に関連した結果による死亡の減少は、温暖差に関連した死亡を大きく上回る」。
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