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AとBの違いわかりますか

この世には人の寿命を縮めるクリティカルな質問がある。
その代表選手が「AとBの違いわかりますか」であることは間違いない。
鋭い質問形式としては定番で、殿堂入りしてもおかしくない。

この言葉を放つ質問者は、切れ味鋭い一刀に満足し、たいがいドヤ顔している。(個人の感想です)

不意に放たれるこの質問は、反則技に指定してほしい。だいたい違いなんてわかってないと思って聞いてるのだから、意地が悪いでしょ。笑

似てるけど違いがある「AさんとBさん」なので、変わりのないことを言ってしまう間抜けをやらかすワナ。教養や知性を試される。
さらにそれを避けようとすると、歯切れ悪くなり、小者っぷりチキンぶりまでも露呈してしまう。

この危険なダブルトラップが仕組まれた質問への正しい対処方法はないものだろうか。

いい格好しいなんで、わかりませんとは口が裂けても言いたくないし。

「AはBであり、Bではないとも言える」とか哲学的なことで返せばよいのだろうか。

「AとBには、このような共通点がありますね。」とか、
「逆にお聞きしますが、AとBの違いに気づかないとしたら、それはなぜだか説明できますか?」など、ケムに巻く戦術が有効なのか。

なんだか野党から追及を受けてる大臣のような気分になってきました。笑

このどうでもよい疑問は、「シェアオフィスとコワーキングスペースの違いがわかりますか?」という質問で、ぼくを一瞬狼狽させたカフーツの伊藤さんに捧げます。笑

ネタを授けていただき、ありがとうございました!

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