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思い込みに対策すると記憶しなくなるらしい

自分の取り柄の一つを挙げるとすると、割と客観的に自分を観れることです。先日、仕事仲間に勧められてビッグファイブという自己診断テストをしてみました。

するとテストに向き合う姿勢、自己理解が偏差値「S」だという結果に。
そうなんですよ。この手のテストで、こういうところを偽らずに答えてる?ってのが見えてしまって(はい、わかってます。自分の認めたくないとこはここだっていいたいんでしょ)って、合理的に答えてしまう。

その結果、正規分布2.5%くらいのイノベーターになってしまうんでしょう。(ただし自己理解度に限る)

こういう診断は特にAI相手だから、人間相手よりも正直に答えやすい。人間に対してもバカ正直を目指してることは前にも触れましたが。

そしてぼくのもう一つの特徴。それは思い込みが激しいことです。
もう油断したら、「タクシードライバー」のトラビスかってくらい、頭の中にあることから離れられない。

なので、ものすごく注意して、常に「自分は思い込みが激しいから気をつけろ」と「陰謀のセオリー」出演のメル・ギブソンに話しかけるように、自分に言い聞かせている。
あれ、メル・ギブソンもタクシードライバー役だったような。やばいなタクシードライバー。(決して職業差別するものではありませんので、悪しからず)

で、ぼくは「バイアス」ってものにかなり敏感な自覚があります。
確証バイアス、正常性バイアス、ハロー効果、後知恵バイアスetc.
職業柄もあるかもしれません。いや、そういう気性だからいまの職業に辿り着いたのか。

そして、今日もまた英会話キャバクラにて、海外ドラマの話をしていて、ぼくの勘違い・思い違いなことが発生した。誰がどのドラマに出てたとか、そういう類の雑談で。
その思い違い自体は、自己修復できたんですけど。なんで思い違いしてたのかな。記憶が曖昧なのかなと自己分析をしてみたんです。

そうして気づきました。
ぼくは思い違いを排除するために、記憶をすることを意図的にやめてるということに。

どういうことかと言うと。
普通はしっかり記憶しようとしますよね。メモしたり補助的なものも使うでこともあります。しかし残念ながら、人間はミスをする生き物です。「レインマン」のレイモンドでもない限り、詳細まで間違えずに覚えていられないんです。
つまり、記憶しようとすればするほど、万が一記憶違いが起きた時に、自分が間違ってるということを認めにくくなるんです。(と、ぼくは思い込んでいる。)

一方、自分の記憶は曖昧だと最初から思っていれば、自分の記憶と他人の記憶に相違があっても、もしかすると自分が間違ってるという可能性を棄却せずにいられるのです。
だから、ぼくの物忘れは、バイアス対策なんだと言うことに今日気がつきました。クレバーな判断じゃないか、俺。

いや、加齢による記憶力の低下かもしれません。すみません。
思い込みなのか、そうではないのか。それすらも思い込みなのか、とかグルグル回っているうちにバターになりそう。笑

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