責任を取る
疑問マガジンをはじめるきっかけになった言葉です。
「ぼくが責任を取ります!」とか、
「わしが責任を取るっていうとるんや!」とか、
「総理!責任を取らないんですか!」とか。
ビジネスシーンや政治の世界などでよく使われます。
なんだかすごく重要なことを言ってるように見えます。
そしてすごくクリティカルな雰囲気を醸し出す言葉。
実際、ぼくも何か挑戦的な提案した時に、「あなたが責任取れるの?」とか言われたこともあります。
その度に感じるモヤモヤ。
え、お金を弁償すればいいんですか。
それとも会社をやめればいいんですか。
実際のところ、何かトラブルがあって、
「私の責任です。」
と潔く非を認めたところで、クビになったり、飛ばされたり、賠償請求をされた人をぼくは見たことがありません。
だいたいそういうのは責任を取るとかの問題ではなく、罰として存在はします。ぼくも4回ほどクビになりそうになったことはあります。笑
単純なミスで1桁多く商品の発注をしてしまった。その時に、
「責任とっていまから近所に売って回ります!」というのは、責任と言う言葉にふさわしい気がしますね。
ここまで書いたところで、ふと調べてみたら、ちゃんと説明してくれるサイトがありました。笑
「遂行責任」「説明責任」「賠償責任」の3つで説明されてました。笑
ともあれ、
言葉の定義よりも「私が責任を取ります。」という勇ましい言葉を聞くたびに感じることは、それってどういうこと、どうしたら責任を取れるのというモヤモヤ。
なので、ぼくは不用意に「責任を取る」とは言わないようにしています。みなさんはどうですか?
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